出版社内容情報
蜻蛉切、唸る! 家康が若き秀頼を警戒する慶長十二年、重信は猛将本多平八郎と対峙していた。戦国を戦い抜いた男たちの生き様を見よ。文庫書き下ろし。
内容説明
「関ヶ原以来だ。蜻蛉切を外に出してやらねばな…」征夷大将軍となった家康が、大坂の豊臣秀頼への警戒を強める慶長十二年春、甚助は、天下の名槍・蜻蛉切を手にした猛将本多平八郎忠勝と対峙していた。吉岡道場に挑む野獣武蔵、柳生石舟斎と宝蔵院胤栄それぞれの後継者たち―戦なき世の剣士の生き様を描くシリーズ第五弾。
著者等紹介
岩室忍[イワムロシノブ]
『信長の軍師』(2017年)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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