目次
第1章 情報の表現
第2章 計算モデルとコンピュータの構成
第3章 アセンブリ言語と機械語
第4章 アドレス指定方式とアドレス命令形式
第5章 CPU
第6章 記憶装置
第7章 仮想記憶方式
第8章 バスと周辺機器
第9章 性能予測
著者等紹介
城和貴[ジョウカズキ]
1984年大阪大学理学部数学科卒業。日本DEC入社。1986年ATR視聴覚機構研究所出向。1991年(株)クボタコンピュータ事業推進室。1993年奈良先端科学技術大学院大学入学。1996年同修了(博士号取得)。同助手。1997年和歌山大学システム工学部講師。1998年同助教授。1999年奈良女子大学理学部教授。専門:コンピュータアーキテクチャ、人工知能、可視化等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yshigeru
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コンピュータアーキテクチャの教科書というとプロセッサに偏ったものもあるが、本書は記憶階層や周辺機器もバランスよく扱っている。むしろプロセッサについてもう少し踏み込んだ解説をしてもよかったかもしれない。2章の計算モデルとコンピュータの構成が非常にユニークで、計算モデルの視点からコンピュータアーキテクチャを見るという解説の仕方は他ではあまり見たことがない。OSや組込みを専門とする者には物足りないが、Webやビジネス系のエンジニアにとっても最低限これくらいは押さえておいてほしいという内容になっている。2015/12/20