内容説明
少子高齢化がすすむ中、発達を理解するためには、生涯発達の観点が必要不可欠であろう。本書では、胎児期から老年期に至る発達の過程を丁寧に解説。乳幼児期と児童期については「知性」と「社会性」に分けて最近の研究成果を概観し、思春期以降についても、それぞれの発達段階を細かく区分し説明する。最終章では近年広く認知されるようになった発達障害について詳述する。
目次
第1章 発達とは何か
第2章 胎児期と周生期の発達
第3章 乳幼児期の知性の発達
第4章 乳幼児期の社会性の発達
第5章 児童期の知性の発達
第6章 児童期の社会性の発達
第7章 思春期の発達
第8章 青年期の発達
第9章 成人前期の発達
第10章 成人後期の発達
第11章 老年期の発達
第12章 発達障害
著者等紹介
櫻井茂男[サクライシゲオ]
1981年信州大学教育学部小学校教員養成課程教育心理学科卒業。1986年筑波大学大学院博士課程心理学研究科心理学専攻修了。現在、筑波大学人間系心理学域教授。教育学博士
佐藤有耕[サトウユウコウ]
1986年早稲田大学教育学部教育学科教育心理学専修卒業。1995年筑波大学大学院博士課程心理学研究科心理学専攻単位取得満期退学。現在、筑波大学人間系心理学域准教授。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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