Ｃｏｍｐｕｔｅｒ ｓｃｉｅｎｃｅ ｌｉｂｒａｒｙ オペレーテイングシステム入門

並木 美太郎【著】

サイエンス社（2012/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 174p／高さ 22cm
• 商品コード 9784781913063
• NDC分類 007.63
• Cコード C3355

目次

ＯＳの目的と背景
ＯＳの機能と構成
ＯＳとハードウェアアーキテクチャ
並行プロセス
プロセス管理
メモリ管理
ページングによるメモリ管理
入出力管理とデバイスドライバ
ファイルシステム
プロトコルスタック
アクセス制御とセキュリティ
ＯＳの事例

著者等紹介

並木美太郎［ナミキミタロウ］
１９６１年東京に生まれる。１９８６年東京農工大学工学研究科修士課程修了。日立製作所基礎研究所、東京農工大学工学部数理情報工学科助手、同大学助教授、文部科学省長期在外研究員（米国ノースカロライナ州立大学）を経て現在、東京農工大学大学院工学研究院教授。博士（工学）。専門、計算機科学・情報工学。情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会主査などを歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[yshigeru]

OSの目的はハードウェア資源の仮想化であるとして、OSの基礎を述べている。分量、構成共に学部レベルの入門コースに良い。特に、割り込みやメモリ管理などハードウェアのOS支援機能について1章を割いているのが良い。ただし、全体的に文章が稚拙である点が非常に残念。著者は大学の先生であるが、論文を書くのが仕事の大学教授でも文章の下手な人がいるのかと思った。誤字脱字もあるし、こういうところは編集者がフォローしてくれないものなのだろうか…

2014/08/20

[Yuki Sumida]

OSについての概要を分かり易く眺めることができた。ただ、翻訳本でもないのに日本語がちょっとおかしなとこが多いのがマイナス。

2013/07/05

[キノコキン]

OSの持つ機能と目的が分かりやすく書かれているのでとても読みやすい．OSを学ぼうとしている初心者におすすめの一冊．

2013/02/16

[Ken Terada]

機能登場の背景から説明があるので，非常にわかりやすい．こういった説明があれば，「こういう目的を達成したい」という課題に取り組む姿勢が身に着くと思う．

2012/09/24