目次
星の見えない空
物理学への紆余曲折した道のり
若き日の出会い
学而時習之、不亦説乎
朝永さんのひとこと
できそこないの物理学者の歩み
米国滞在の思い出
履歴書の裏窓
科学者の錯覚
この世界とは何なのだろうか
量子・時空・ハイデッガー
様々な出会いを通して学ぶ
「ゆらぎ」の研究
野蛮人が物理学者になるの記
自己言及的伏線遍歴
Knock the door
好きなことをしていたら
モウロウたる道しるべ
数理物理に魅せられて
マイノリティの道を歩んできて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Licht
2
普通。ヨビノリがめっちゃ薦めるほどではなかった。半分ぐらい読んだ。2019/01/17
LvzaB
1
錚々たる物理屋が自分の人生とか研究とかについて書いている本。その中には自分が学生時代に読んだ論文とか教科書を書いた方もいた。「あれほどの論文や本を書いているのだから、相当苦労したに違いない」と漠然と思っていたけど、実際にこの本でどのような人生を歩んできたかを知ることができてとても良かった。ただ、高校か大学の早い時期にこの本と出会いたかった。2013/02/10
牛タン
1
半年前くらいに買ったが分からない用語だらけで一度は挫折した。分からない用語を気にせずに読むことにしてようやく読破できた。頭のいい人たちの言うことなのであまり自分にあてはめて考えるのは難しいが、大学院かポスドクにでもなったとき読み返せば何か参考になるかもしれない。2012/10/08
しろくまZ
1
著名な物理学者の若き日の苦労や葛藤が書かれており、将来、研究者を目指す若き物理学徒には参考になるかも知れない。2011/04/25
suzannhw
0
大学の教員となっている物理学者たち20名が自分の研究生活を、時に小学生時代から振り返って描かれているショートエッセイ集である。 優秀・真面目な生徒でないと振り返りつつ、流れで東京大学や京都大学に受かっていたり、どこまで美化されているかわからない。しかし大学(院)以降の出会い、迷い、決断は生き生きとしており、面白く読めた。20名には好きなことをとことん、妥協なくやってきたという自負が感じられた。誘惑が多くなってきた昨今、刺激になる部分がある。2024/05/19
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- 和書
- 北の砦にて 〈2〉