内容説明
本書は、今日の文科系学生が習得しなければならないコンピュータリテラシを目標にしたテキストです。コンピュータリテラシの中でも最も基本となるワープロと表計算を中心に置いています。ワープロでは、レポートや卒業論文を書き上げるために必要な機能のみならず、実務的な文書はフォーマットを扱うことにより、卒業後もビジネスで活用できるまでの技術を養います。表計算では、データを化学的に分析するのに必要な知識と技術を身につけるため、実用的にも意味のある例題を取り上げています。ワープロと表計算のソフトフェアとしては、広く使用されているMicrosoft社のMicrosoft Office for Windows95(以下、Office95)のWordとExcelを選びました。第2版では、初版で工夫した特徴を生かして、基本的な組み立ては継承することとしながら、その後の使用経験より一部の章構成を変更しました。また、Internetが急速に普及する中で、リテラシとしての重要性も増大していることを踏まえ、新たにInternet編を設けました。内容的には、Word編/Excel編とも基本的に初版のままの形式をとりつつ、サンプルデータの内容や画像のアップデート、新たな機能・操作方法への対応などを中心に、全面的に見直しを行いました。
目次
Officeの基礎知識
Word編(ワープロの概念;英文ワープロ機能;いろいろな文字の入力 ほか)
Excel編(表計算の概念;セル番地と数式;複数シートの集計 ほか)
Internet編(インターネットの利用;Webページの制作;Wordで作るWebページ ほか)
著者等紹介
太田忠一[オオタチュウイチ]
1963年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、大阪国際大学経営情報学部教授、工学博士
植松康祐[ウエマツコウユウ]
1986年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、大阪国際大学経営情報学部教授、工学博士
草薙信照[クサナギノブテル]
1983年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、大阪経済大学経営情報学部助教授、工学修士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。