内容説明
身近で、しかし不可解な「恥ずかしさ」の心理の中には人と人との関係を規定する法則がある。人間を社会的な存在にする「恥じらう心」を社会心理学から分析する。
目次
1 羞恥とは何か
2 羞恥を回避する
3 羞恥に対処する
4 羞恥の理論
5 羞恥の表出行動
6 羞恥の諸側面
7 羞恥と人間
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はふ
15
歩道で躓いて転ぶと、恥ずかしい。知り合いだと思って声をかけ、人違いで恥ずかしい。他にも隠していることがバレたり、褒められたりすると人は恥ずかしく思う。 本書はそのような人間が感じる「羞恥」について徹底的に考察されており、恥の正体について迫っていく。 人間は社会と共に生きていく生物であり、他者からどう見られているかが気になる生き物である。その期待される役割や自分が他者からのどう思われたいかという自己像の表現に失敗すると恥を感じる。私たちが生きていくにあたり、本書は大きなヒントを与えてくれるだろう。2019/01/17
coaf
5
羞恥の研究が体型的にまとめられていて参考になった。2013/02/03
MasakiZACKY
1
羞恥心の研究について広く浅く整理した一冊。目次:羞恥とは何か・羞恥を回避する・羞恥に対処する・羞恥の理論・羞恥の表出行動・羞恥の諸側面・羞恥と人間。2014/02/19
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