感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
20
箱庭療法や自由画の実際、ユングの元型、夢を解く象徴事典の三部構成になっています。書かれている内容は、それほど難しくはありませんが、どういうわけか、なかなか読み進むことができませんでした。夢を解く象徴事典では、ユングと占いとの強いつながりをあらためて思いました。読み終ってみれば、いろいろ勉強になることばかりでした。2014/06/30
恋
4
フロイトの後継者として見込まれ、後に彼と別れ独自の体系を編んだユングの分析心理学の入門書。 心理学の中に臨床心理学があり、その中には科学性の高いものから、フロイトの精神分析学、ユングの分析心理学の様に科学性と遠い立場のものもある。 この本は、夢、箱庭、自由画などを用いて、意識や無意識、自我や自己、男性性や女性性、死と再生など人の持つイメージの意味を、ユング派分析家の視点から解説している。 膨大な世界の神話、昔話、文学等の知識を持って分析しており、Ⅲ章は夢分析の辞典である。夢日記を書くと決意した一冊。2019/12/29
じゅんた
3
課題図書なのに初めて読破。先生が言ってたのはこれだったのね、と今更。話にまとまりはないので読み進めるのに多少苦労しますが、基礎知識があれば、学ぶ事が沢山。いい本です。2016/03/13
りっとう ゆき
2
ユング心理学について要点がまとめられている。あと、夢を解く象徵事典なるものも収録されていて、今度気になる夢を見たら確認してみようと。2021/02/16
poppohill
1
かみくだいたユング心理学入門書。シンボルの具体例についてたくさんのページが割かれている2009/04/20