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出版社内容情報
栢野すばる[カヤノスバル]
著・文・その他
Ciel[シエル]
イラスト
内容説明
亡き母が平民だったために、王女でありながら父や乳母たちから虐げられているブランシュ。けれど、乳母の息子で侯爵家の嫡男アルマンだけは、いつもブランシュを助けてくれていた。優しい彼に淡い恋心を抱くブランシュだったが、乳母が火事で亡くなったすぐ後に、アルマンはその死を悼むどころか、突然キスをしてきて…!?真意がわからず混乱するブランシュをよそに、アルマンは彼女をさらなる官能の深みへ堕とそうとするのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
37
ブランシュが父王に面と向かって反抗したときは痛快でした。2021/06/03
十六夜
7
ヒーローはわりとまともな人間なのに頭のネジ一本抜けているおかげで完全に異常者になっているのがおもしろい。ヒロインも最初は薄幸全開だったのにヒーローと致した途端にがらっとキャラ変したな。ヒーロー父な国王はクズ中のクズで、婚約者もクズとして、祖父もヒーロー父もそれなりにクズなのがおもしろい。まともな人間一人もいねぇなぁ~みんなどっかネジ一本外れてるな、という感じで楽しく読めたわ。最後子どもを「いい人間に育てよう」と誓い合うのには「……」って気持ちにしかならなかったけど笑 どの口がねぇ……2021/07/22
るき
5
まともな人が全然いなかった…。全体的にもやもやが残る。気持ちはわかるけど、許されるのか、とか。ソーニャ読みなれてるけど、この作品は一味違ったかな。2021/06/06