ソーニャ文庫 俺様騎士の不埒な求婚

秋野 真珠【著】/氷堂 れん【イラスト】

イースト・プレス（2019/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 320p／高さ 15cm
• 商品コード 9784781696621
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

秋野真珠［アキノシンジュ］
著・文・その他

氷堂れん［ヒドウレン］
イラスト

内容説明

恋愛関係になかったとはいえ、二度も婚約破棄されたヴィクトーリア。元婚約者の結婚式でやけ酒をし、厄介な男と情熱的すぎる一夜を共にしてしまう。常に女性たちに囲まれている女たらしの騎士・レオナルトだ。一夜の過ちで忘れるつもりだったのに、彼は翌日屋敷に押しかけ、結婚を迫ってくる。彼の執拗かつ奇抜なアプローチに振り回されつつも、その想いの強さにほだされていくヴィクトーリアだが…。彼が彼女に近づいたのはある理由があって―！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いぼいのしし]

ヒロインは俺のものと１人確定して猪突猛進のヒーロー。悪い噂をたてられて社交を避けていたヒロインがヒーローの行動に困惑している間にヒーローのペースに巻き込まれる。周りはその様子を呆れつつ面白がってみている。まあ、カッコいい相手にグイグイおされたら落ちるよなあ。

2020/05/10

[anko]

いわれなき噂に傷つき人との関わりを避けている貴族令嬢ヴィクトーリアと騎士一族の次男で辺境騎士団の団長をしているレオナルト。騎士らしく脳筋で一途なレオナルトに外堀を埋められて結婚することになる常識人であるヴィクトーリア。それにしても自分の幸せのために彼女を都合よく使おうとする元婚約者たちに対するざまあがレオナルトの殺気による失禁だけなのは物足りない。噂を流してた使用人もおそらくはレオナルトによって制裁を受けてるとは思うけど具体的処遇がわからないのも残念。けどヴィクトーリアが幸せ（？）になって良かった。（K)

2020/05/30

[アキナ]

関わった人が何故か不幸になるという悪い噂がたっているヒロインが、騎士様に一目惚れされて勢いで一夜を共にした後そのまま求婚されてしまう。猛烈な求婚と同時に、「不幸になる」という噂の出所を探すちょっとだけサスペンス要素もあります。パン屋で働く女の子をストーカーして見事に捕獲した「ストーカー騎士の誠実な求婚」のヒーローの兄であるレオナルトでしたが、弟のお話よりも時系列は前のようで、真面目に働く寡黙な前作ヒーローが可愛い。一番上のお兄さんはどんな風に変態なのだろう。

2020/05/06

[うえさん]

ストーカーな弟の話がコミカライズされたので原作を読み直した時、そういえば兄のお話もあったはず！と購入。さすがアイブリンガー一族！今回も作者さんお決まり(？)の、ボケ(ヒーロー)とツッコミ(ヒロイン)が楽しい作品でした。どんなにイケメンでも最初からあんなに「プリンセス」連呼されたらドン引くわ…と笑わせてもらいました。指南書の内容が気になりすぎる。そしてヒロインの兄もなかなかやべー嗜好の持ち主。あ、騎士だからか。BW

2021/10/24

[みも]

★★★★

2019/12/01