ソーニャ文庫 お義兄様の籠の鳥

市尾 彩佳【著】/駒城 ミチヲ【イラスト】

イースト・プレス（2019/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 320p／高さ 15cm
• 商品コード 9784781696607
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

市尾彩佳［イチオサイカ］
著・文・その他

駒城ミチヲ［コマシロミチヲ］
イラスト

内容説明

田舎の修道院で貧しくも清らかに育ったアンジェは、突然、義兄と名乗るヘデン侯爵クリストファーに引き取られる。神々しいまでに美しい義兄に溺愛されるうちに徐々に心惹かれていくアンジェ。だが、血が繋がらないとはいえ世間では近親婚は禁忌。思い悩み距離を置こうとする彼女を、クリストファーは激しくかき抱く。「君が好きなんだ。この憐れな義兄を助けてくれ…」執拗に愛撫され何度も彼を受け入れるうちに、アンジェの倫理観もやがて崩れ去り―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜]

ヒーローの親父がクソなんだけど息子であるヒーローはそれに加えてめちゃくちゃ有能で情緒欠落系だから輪をかけてたちが悪い。そんなヒーローに生まれる前から目をつけられていたヒロイン、所々義兄となったヒーローの異常性に気づきながらも、聖母メンタルのおかげで好意的に受け取っちゃうから義兄が悪魔だと気づけない哀れさよ。それを楽しむ話と言えばよかったかな。ヒーローがヒロインを籠の鳥として愛でていくためにどれだけ裏で手を下してきたかと思うとぞくぞくするね。

2020/02/09

[Nix]

執着系ヒーローが気持ち悪いか悪くないかの基準の一つがヒロインの全部を操ろうとするかどうかで、お義兄さまちょっとその辺り微妙なのと、不機嫌を無言で態度に出してくる大人はちょっと…と思ったけど、他の方のレビューを見て公式サイトの特典読みにいったらなんだかアホだったので許せた。

2021/07/25

[ゆすらうめ]

本編は、うん、まあソーニャだねっていう感想しか抱けなかったけど、ソーニャサイトのお義兄様のヨコシマ日記には笑わせてもらった。本編の完璧紳士兄様よりもこっちの必死でギャグちっくなほうが好きだわ。このにーさまで本編読みたかったｗ

2019/11/06

[asaki]

★★★

2020/10/25

[こぶたママ]

お義兄様が凄すぎる…

2020/06/29