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出版社内容情報
なかゆんきなこ[ナカユンキナコ]
著・文・その他
白崎小夜[シロサキサヤ]
イラスト
内容説明
憧れの騎士と政略結婚をしたレティーシャ。だが彼はレティーシャを抱く気になれないと、初夜の契りを交わさぬまま赴任地に戻ってしまう。夫の無事を祈り、待ち続ける彼女だが、ある日、彼の部下シーザーに夫の訃報を届けられる。さらには、夫の愛人を名乗る女とその息子も現れて…。「俺なら、あなたを悲しませたりしないのに」傷つき自暴自棄になったレティーシャは、女としての自分を必要としてくれるシーザーに縋り、ついには一線を越えてしまい―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
16
この作者さんは、久しぶりのソーニャだわ。 ヒロインがびっくりするぐらい良い子。旦那と愛人の間にできた子供に、あんなに優しくできるだなんて。。まさに聖女だわ。 ヒーローがどこまでも一途な所もなかなか良かった。 2019/10/10
サラン
15
★5 こういうの好き。不幸なヒロイン大好物ですから。そして清々しいゲスっぷりの悪役2人。元はもう少しマシだったはずの夫、毒婦の影響かゲスに磨きがかかっていい感じ。今回のヒーローは侯爵やら王族やらが多いTLでは珍しく庶子で地位も低いが自分の力でのし上がる人。夫の裏切りに耐え自己犠牲の精神で健気に頑張るヒロインを支えて一途に愛する騎士。ソーニャにしては全く黒くないヒーロー。善人ではなくても程よい黒さ。聖女様には丁度いい。悪人にはキツいザマァもあり、結婚後の幸せな家族も見られて大満足♪2020/08/12
月
13
最高によかった。100点満点。イラストもいい、レティーシャかわいい。めちゃくちゃきゅんきゅんするしおすすめ!!2019/12/29
真尋
7
裏表紙の簡単なあらすじからは未亡人ヒロインと旦那の元部下による背徳的恋愛と単純に考えていたけれど、序盤のヒーローとの出会いに再会してからの距離感、比較対象となる旦那のクズさ、終始聖女と呼ばれるに足るヒロインの健気さなどが丁寧に描かれていて、且つ良人は幸せになって悪人に罰が下るから留飲も下がるので読了後は爽快な気分。終盤でソーニャらしさも保管しているのでソーニャらしさが苦手な人にもお薦め出来る一冊。2020/01/02
ゆっこん
4
おもしろかった!
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