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出版社内容情報
桜井さくや[サクライサクヤ]
著・文・その他
アオイ冬子[アオイフユコ]
イラスト
内容説明
憧れの王女アリシアのお世話係になった貧乏貴族の令嬢コリス。初対面から冷たくされて意気消沈するものの、持ち前の雑草根性でめげずに役目をこなしていた。だがそんな中、アリシアが男であると知ってしまう。彼の女装は趣味ではなく、複雑な事情がある様子。彼の孤独と不器用な優しさに触れ、愛しさを覚えるコリス。一方アリシアも、明るくまっすぐなコリスに安らぎを感じていた。やがて二人は、たどたどしくも熱い一夜を過ごすのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
12
最後の最後で、えええーーーとなりました。ううん、二人が幸せならいいのかな、的ラスト。そんなどんでん返し的ラストも含めてストーリー、よくできてると思います。ヒーロー王子も途中まで、この兄ちゃんどんだけ人間不信やねーんって感じでしたが、ヒロインのおかげで更生成功。あえていうと、ヒロインがちょいと流されすぎかなあ。体の関係を持ったのもそうですが、もうちょっと考えてもいいシーンで猪突猛進しちゃうお嬢さん。最後の大物腹黒タヌキ(王)にもうちょっとなんかあってもよかったよーなきも。弟はすごくイイ子です。2017/09/20
やまと
7
あまりソーニヤぽくはなかったけど、普通に面白かった。 ヒロイン前向きな性格で好感がもてました。 2016/12/18
とむのすけ
5
執着の仕方がなかなか。好きなジャンルに入るかな2017/02/10
こうやまゆたか
4
斜に構えた臆病を癒す、一本気な勇敢さ。2017/08/24
つっきー
3
★★★+ 最近手を出し始めたソーニャ文庫。誰かしらが不幸のどん底の設定な気がする。その中で幸せをつかんでくれれば心の晴れ方も、沈みがひどい分、余計に浮くのかも。訳あって王子であることを隠し、王女として生きるヒーロー。世話係としてやってきたヒロインに心を許していくお話。後半は血も流れ、ちゃんと幸せになれるの!?って不安もあったけど、周りに助けられ、なんとか幸せを掴み取れてほっとした。アオイ冬子さん目当てで読んだけれど、一喜一憂出来て割と好きなお話になった。2019/11/20
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