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出版社内容情報
桜井さくや［サクライサクヤ］
著・文・その他
涼河マコト［スズカワマコト］
イラスト
内容説明
「今日も君が大好きだ！」幼い頃に一目惚れされて以来、王子カイルから何度も求愛されてきた子爵令嬢エマ。優しく朗らかな彼とゆっくり愛を育て、やがて心も体も結ばれる。だがその翌日から急に彼と会えなくなり、彼の放蕩三昧な噂まで耳にして…。１年ぶりに再会した彼は、享楽的で横暴―まるで別人のように変わってしまっていた。茫然自失のまま連れ込まれたカイルの自室でエマが見たものは、おぞましい真実だった―！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
23
ふつうにおもしろかったです。令嬢ヒロインと王子ヒーロー。幼い頃、ヒロインにプロポーズしたヒーロー。そこから長い春だったんですが、なぞめいた言葉を言ったあと、ヒーローが豹変してしまう。そしてヒロインは彼と連絡がとれなくなり、聴こえてくるのは悪い噂ばかり、てな展開。ヒーローの双子の弟がなんともいえず哀しい。彼が外で生きられると思える日が来るといいのだが。ヒーローは王子様らしく端正な感じ。ヒロインが彼を信じてる一途な姿もよかったです。ただ、わりとアッサリ風味というか、あらすじから思うほどダークさはない気はした。2018/07/22
しいたけ
7
ひどっ！大本は虐待でしょ。父が悪い。初めて人として扱われた８歳以前の記憶がないところが悲しい。傷つけられた人の痛みも、大切にされる喜びも知らずに大きくなってなってしまってる。祖父母殺しの少年の事件を思ってしまった。2015/09/05
やまと
5
今回の話は、面白く読ませて頂きました。 ソーニャぽい歪みもばっちりだけど、 ウルッとした場所もあり楽しめました。この作者さんの話は４作読みましたが、その中で１番好きなお話しでした。イラストも好み(^^♪ 2015/07/04
六花
4
ﾋｰﾛｰとﾋﾛｲﾝの交際は健全でﾋｰﾛｰ側の兄弟愛が歪んでいました。監禁&暴行されるﾋｰﾛｰなのですが、自浄作用があるのかって位ﾋｰﾛｰがおｷﾚｲ。普通ｹｶﾞを放置したら膿んで腐臭を放ったりすると思うんだけどなぁ。別に汚い描写が好きな訳じゃないけど、不自然さを感じました。あと五歳児はあんな流暢に喋れないよ？ﾋﾛｲﾝのお兄ﾁｬﾝが超ｲｲ人でこの人が一番好きだな(^ー^)。2015/10/25
ちいたけ
4
宰相、傀儡が欲しかったのか？。2015/08/17
