へろへろ―雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

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へろへろ―雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904292648
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0095

内容説明

お金も権力もない老人介護施設「よりあい」の人々が、森のような場所に出会い、土地を手に入れ、必死でお金を集めながら特別養護老人ホームづくりに挑む!

目次

01 へろへろ発動篇
02 濁流うずまき突入篇
03 資金調達きりもみ爆走篇
04 ひとりぼっちのヨレヨレ篇
05 ぬかるみ人生浮沈篇
06 ケ・セラ・セラ生々流転篇

著者等紹介

鹿子裕文[カノコヒロフミ]
1965年福岡県生まれ。編集者。早稲田大学社会科学部卒業。ロック雑誌『オンステージ』、『宝島』で編集者として勤務した後、帰郷。『シティ情報ふくおか』編集部を経て、1998年からフリーの編集者として活動中。2013年、「宅老所よりあい」という小さな老人介護施設で起きているドタバタのみを取り上げる雑誌『ヨレヨレ』を一人で創刊(現在第4号まで発行)。杉作J太郎が率いる「男の墓場プロダクション」のメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

s-kozy

133
これはいいですね。必要な人がいるからその人に沿いながら(添いながらではなく)、その人を支え、ともに歩んできた「宅老所よりあい」が住宅地にふと現れる森の中に特別養護老人ホームを作るお話。制度や施設、技法ありきではなく、まずその人に必要なこと、まず生活そのものが先に立つ介護実践が素晴らしい。その実践の行き着いた先が「老人ホームに入らないで済むための老人ホーム」ということ。しかし、この本はこれだけではない。著者は自称「干されっ子」のフリーの編集者、仕事にあぶれた日々を過ごしていた。言わば社会から(続く)2016/05/31

hit4papa

110
特別養護老人ホーム「宅老所よりあい」の立ち上げに関わった人々の奮闘記です。著者は「よりあい」のおもしろ雑誌『ヨレヨレ』の製作者。高邁な志を持って…というわけでもなくゆる〜い感じで関わっているそうな。「よりあい」は、ぼけても、ひとはひとらしく、がコンセプト。なるほど、施設というよりコミュニティですね。軽いタッチのエッセイで、笑えるか、と言われるとそれほどでもー、なのですが、次々にハードルを飛び越えていく関係者のモチベーションは、お仕事ものとして参考になります。なかなかできることではありませんが。2020/12/24

しいたけ

106
ハイネの「本を焼く国はやがて人を焼く」が、この本ではこうなる。「ぼけた人を邪魔にする社会は、遅かれ早かれぼけない人も邪魔にし始める」。大場ノブヲさんというたった一人のお年寄りのために立ち上がった下村恵美子。「怒りがあったからこそ続けてこられた」と言う。私が若い時上司に言われた「福祉は怒りだ。虐げられている人を見たのなら、それは見なかったことにはできないよ。」を思い出す。抱腹絶倒のギャグの中に散りばめられる、一瞬で涙腺を崩壊させるこの一心、この痛み、この粘り、この熱さ。日本版ロッキーと言っても過言ではない。2016/10/13

nyaoko

83
読友さんが絶賛していて、図書館予約したらなんと半年待ちでした。これもっと評価されてもいい本です。読めば読むほどになんと口の悪い、いやいや、面白い。笑いの地雷が仕掛けられていて、読めば読む程にドカンドカンと吹き出す程。1人のおばあちゃんを支える為に開いたお寺のお茶会から、デイサービス、グループホーム、特養までも作り上げたそのマンパワー、お見事天晴れ感服致します、最早何を言っても足りません。この本が、この介護がもっと浸透して、ぼけの何が悪い、年を取っても良いじゃないかと言える時代になればいいなぁ2017/07/04

どんぐり

78
2015年4月に開所した、福岡県初の木造2階建ての特別養護老人ホーム「宅老所よりあい」。定員26名、ショートステイ2名のお年寄りの生活を支える「地域密着型特養」である。1991年11月にお寺のお茶室で始まった不思議なデイサービスが、「僕たちは、老人ホームに入らないで済むための老人ホームを作る」という代表の村瀬孝生とメンバーによって地域の住民(土地代の1億2千万円を寄付してくれた101人の支援者)を巻き込んでの特養作りに至る軌跡の記録だ。「森の中にある隠れ家的カフェ」などおもしろいことをやっていれば、そこに2020/10/12

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