ソーニャ文庫 獣―けだもの

仁賀奈【著】

イースト・プレス（2014/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 348p／高さ 15cm
• 商品コード 9784781695433
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

仁賀奈［ニガナ］
著・文・その他

石田恵美［イシダメグミ］
イラスト

内容説明

隣国の酒宴で襲われかけたエミーネ姫は、その国の皇子クライシュに助けられる。２メートル以上の長身に鋭い眼光、無骨ながらも優しい彼に惹かれるエミーネ。だが直後、皇子は何人もの女性を侍らせたままエミーネに求婚してきた。そのぞんざいな態度に幻滅し「大国の妃は務まらない」と断るが、まるで諦める様子のない皇子からの求婚は続き…。やがて、彼の罠にはまったエミーネは、無理やり純潔を奪われてしまうのだが―。野獣な皇子の溺愛執着ラブ！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シルク]

ぎょえぇぇ(゜□゜；)と瞠目する位の強引押せ押せヒーローでした。こういうヒーローの特徴は、ズバリ「話を聞かない(特にヒロインの)」「話が通じない」だ、とよ〜く分かった次第。何度「話を聞けい！」と突っ込みを入れたことか。…王女エミーネはある男からのしつこい求婚に参っていた。断っても断っても繰り返される求婚、そして貢ぎ物攻撃。他所に嫁いで逃れようとしても、手をまわされ他の男性との縁談はことごとく潰されてしまう。問題の求婚者は、大国の皇子クライシュ。エミーネはある宴の席で彼に見初められ、その時から激しい求婚が

2014/12/23

[夜雨]

あとがき読んで、「あ、ソーニャだったんだ」と思うくらいソーニャっぽくはなかった。ヒーロー、歪んでないし。むしろ真っ直ぐ。ヒロインに対する溺愛と独占欲はすごかったけど、デカイ図体で小柄なヒロインに甘えてるのは可愛かった。ヒロインも大国の王女さまにしてはちょっと軽率な気はしますが、まぁ可愛い範囲だよね。あと表紙が素晴らしく綺麗。

2015/04/11

[たちばな 弓流]

話としては面白かった。ヒーローが真っ直ぐで兄の方がクセがあって腹黒感がある。腹黒万歳！だと兄の方が良かったかなぁ。ヒロインも軽率で、もっと姫としての威厳が欲しかったかも。二人のやり取りは面白いし、ヒーローの執着も良かったかな。とりあえず読みやすい。でも、表紙の綺麗さと、挿絵の違いに驚く。

2015/04/14

[カレーリーフ]

両片思い物語好きだ。

2015/05/05

[まかろん＠大人腐乙女]

３周年フェア小冊子欲しさに違う本を買って、あれ？２周年フェア小冊子も欲しかったから買ったよね？と積読から出して来ました。イラストも素晴らしく綺麗ながら、ストーリーも良かった！大きな肉食獣(実はDT！？)が、小さなエミーネ姫が泣いたり拗ねたりするのに翻弄されてるのが素晴らしく萌える。エッチも何だかんだ大事に優しくしてて、愛があるのよねぇ。何度も小冊子でショートが望まれる人気が解ります。

2016/04/03