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出版社内容情報
仁賀奈[ニガナ]
著・文・その他
天野ちぎり[アマノチギリ]
イラスト
内容説明
とつぜんの事故で両親を失ったシャーリー。残った家族は、甘えたがりの双子の弟ラルフただひとり。亡き両親のかわりに弟を守ろうと決意するシャーリーだったが、彼に恋人ができたという噂を耳にして、ひどく動揺してしまう。許されないとわかっているのに、彼への想いは膨らんでいき、ついには淫らな夢に囚われるようになるのだが…。これは本当に夢?それとも―。『虜囚』と同じ物語を姉のシャーリー視点で描く、sideA。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
13
さすがの一冊。これ発刊したのって、ソーニャ文庫の創刊時だったんですねえ。なんというかレーベルのカラーを前面に押しだしてあるのが分かります。タイトルからして監禁ですからな~。文章は安定の仁賀奈さん。しかし、たぶん、もう一冊の虜囚の方とセットで読まないと消化不良を起こしそうな内容です。腹黒弟がいかにして、姉を囲い込むかという話なのですが、主に姉視点のこっちの本だと詳細が語られないことがいろいろございますので。2017/10/16
アキナ
10
お互いの視点で1冊ずつ、2冊セットになっている模様の姉編。両親を亡くし二人きりの姉と弟。姉は年々魅力的になっていく弟に恋愛感情としての好意は抱かないように自制しているのに、弟が病んでるし人道的じゃないし姉を自分だけのものにしておくためには犯罪も厭わない。この弟がいなかった方が姉は幸せになれることは間違いなかった。全然救われないエンドだったので、もう1冊の方の結末がとても気になります。2017/12/19
月
10
ソーニャ文庫の記念すべき第1作目。ラストにぞっとした。これぞソーニャという感じ。弟目線と合わせて読まなくては。2017/05/23
kuro neko
6
結構、人気の作品なのと姉弟モノに魅かれて購入。買ってから少し間を置いて読み出した。イラストは綺麗だけど、イマイチ好みではない。とくにラルフの顔がなぁ。お人形さんっぽい。監禁は同じ時系列の姉シャーリー視点で書かれています。監禁を読んでから、ラルフ視点の虜囚を読むことを進める。ソーニャらしい話だが、あと少しドロっと感が足りない気が。2作品をほぼノンストップで読んだが、あっという間に読めた。要所要所で説明が多くてダレる。学園での話は正直そこまで興味沸かなかった。2016/06/19
スグル
5
好きな絵師さんだし、イラスト有りのハーレクインのつもりでいたら、ビックリしました。今女性向けでこんな激しいのあるんですね。BLでエロに耐性がらなかったら&10代だったらと思うとビックリなんですが、普通に読めてしまった自分に年を感じる(笑)ヒーローがハーレクインと比べて若いってか、薄かった気がする。2013/10/31