よりみちパン!セ
神さまがくれた漢字たち

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781690049
  • NDC分類 K821
  • Cコード C0095

出版社内容情報



白川静[シラカワシズカ]
監修

山本史也[ヤマモトフミヤ]
著・文・その他

内容説明

学校ではけっして学べない、本当の漢字のお話です。人間がまだ謙虚だった時代に生まれた豊かな文字文化を、私たちは知らない。ふだん何気なく使っている「漢字」のおどろくべき新鮮さと深みへの招待。

目次

第1章 初めの物語
第2章 からだの物語
第3章 〓(さい)の物語
第4章 生と死の物語
第5章 空翔けるものの物語
第6章 「物語」ののちに

著者等紹介

白川静[シラカワシズカ]
1910年福井県生まれ、2006年10月没。1984年から96年にかけて『字統』(毎日出版文化賞特別賞)『字訓』『字通』(すべて平凡社)の三部作を完成させる。98年、文化功労賞、04年、文化勲章、ほか受賞多数。中国の甲骨文、金文を分析、いままでの漢字解釈をくつがえし、古代人の生活や意識にまで踏み込んだ「白川文字学」の体系を打ち立てる。99年より漢字の成り立ちや字義・文字に込められた精神文化と文字文化についての連続講演「文字講話」を行い、全国から多くの聴講者を集めた

山本史也[ヤマモトフミヤ]
1950年、高知県土佐清水市生まれ。大阪の公立高校の国語教諭であると同時に、故・白川静の最後の薫陶を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬養三千代

6
2011年7月15日 イーストプレス 白川静監修 山本史也著 漢字の成り立ち入門の良書。挿絵も表紙も良い感じ。「久」が身体をとどめる死者を写す字。「凶」が死体に施す文身(入墨?)の印で「胸」のなかに「凶」がはいってる。などなど そうだったのか!と頷く。 白川静さんは手強いかなぁ。2018/12/30

まげりん

4
「フリガナ振ってあるから、小学生向けです」って図書館で言っていましたが、無理です。呪的とか酷使とか、フリガナあったって無理です(^_^;)と言うわけで、小学生には無理ですが、中学生にはいけると思います。が、全部にフリガナは要らないかも…内容は興味深いのですが、フリガナの煩さに辟易…2015/01/29

インテリ金ちゃん

1
漢字は恐ろしい。2013/05/25

RYU

0
白川静氏の最後の薫陶を受けた国語教諭による。目や耳は霊的な象徴である一方、口は「さい」という箱で、その中には祈りの文を収めており、神と人との行き来を支える媒介として機能。2017/09/11

なおこっか

0
漢字は人外の力が関わって成立したとの中国の伝承、文字に対する畏怖、その必要性は神への祈りや占から生ずる、との説には頷けるものが。少なくとも、既存の説以前まで遡らなければ成り立ちは論じえないということは理解したが、この本一冊で納得できるかというと少々難しい。引用例が日本なのか中国なのか、どの時代なのか、など一貫しておらず、文化と照らし合わせての根拠は薄い。口の字が口ではなく器を表すとして、では口を表さなかったのは何故なのか?うーん、わからん。2017/07/17

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