出版社内容情報
みうらじゅん[ミウラジュン]
著・文・その他
内容説明
これからオトナになるみなさんへ。もうオトナになってしまったみなさんへ。「つまらない」とは無縁の人生をおくりたいのなら、想像力と創造力のみなもとである「妄想」を正しく育成しましょう。
目次
第1部 保健体育を学習するにあたって(義務教育の大切さ;「恥ずかしい」というセンス;童貞期に学ぶべきこと ほか)
第2部 現代社会と健康(健康の考え方;生活行動と健康)
第3部 生涯を通しての健康(思春期と健康;金玉と包茎;家庭生活と健康 ほか)
著者等紹介
みうらじゅん[ミウラジュン]
1958年京都府生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画誌「ガロ」でデビュー、以降、イラストレーターや漫画家としてだけではなく、エッセイスト、小説家、ミュージシャン、映画監督や音楽プロデューサーなど、ひとつのジャンルにおさまらない活動を展開しつづけている。その独自の着眼点からはさまざまに話題となる言葉が生まれ、一世を風靡した「マイブーム」は1997年度の日本流行語大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
18
「よりみちパン!セ」シリーズの中には、教科書的な真面目さから良い意味で逸脱しているものがある。そこが魅力なのですが、この本はその中でも群を抜いている。正直、読んだ本として登録することも憚られる。“性”について、教科書や大人の唱える綺麗事やごまかしを全て剥ぎ取ってしまう。あからさまな表現が頻出するが、最後まで読み通してみると、子供達が接する間違いだらけの“性”に関する情報を冷めた目で直視させる効果はあるかもしれないと思った。2018/07/08
Te Quitor
13
中学男子向けの下ネタオンパレード。しかしこの世の真理らしきもの(格言もどき)が所々ちりばめられている。そういえば最近「道徳」を教科化して数値化していこうという流れが生まれているね。そんな形式美にこだわるぐらいなら、これぐらいふざけた本を教科書にしても良いと思うけどねぇ。無責任な意見かもしれないが価値観の押し付けは反抗心を生むことが多い。強制的というニュアンスが伝わる言葉の響きは嫌いだな。形にこだわる人ほど中身を知らず、中身を知らないから形にこだわる。まぁ、この本を教科書にするのは流石にやり過ぎだけどね。2014/12/12
えみー!
13
みうら先生、天才だ!と思った。こんな面白い本を男子のみに読ませたら勿体無いだろ。男性の性のあれこれと、女性への崇拝、思春期から老年期までの生き方、そうきたか!?散々笑えるのに、真理を突かれ、自分の必死さってなんだったの?と、脱力してしまう考え方が、凄い魅力を放っていた。 義務教育とは「恥ずかしさ」を教えること。「自分塾」を大事にしよう( ̄▽ ̄)2014/04/06
ステビア
12
いやー面白い。ふざけてるけどわりと真面目な本だねw2014/05/18
読み人知らず
10
このひとの頭のなかは思春期に侵されてしまったのだなあとおもう。間違ってはいない。2015/10/18