イースト新書Q<br> 身近な鳥のすごい巣

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イースト新書Q
身近な鳥のすごい巣

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781680903
  • NDC分類 488.1
  • Cコード C0245

出版社内容情報

身近な鳥たちの巣から見える
ヒナや卵を守るための工夫が、神秘的な進化の歴史が...すごい!!

「巣づくりは誰にも教わることのない鳥の本能」
「同じ巣は1つもない」
「恐竜の進化の過程が鳥の巣からわかる?」.
鳥たちの巣には、驚くべき生態の神秘と不思議が詰まっている。

36種の鳥を豊富なイラストとともに
鳥の巣の研究第一人者であり絵本作家でもある著者がユーモラスに解説した一冊。

【目次】
はじめに

一章 鳥の巣とはなにか?
一 なぜ、鳥は「鳥の巣」をつくるようになったのか?
二 どうやって鳥は「鳥の巣」をつくるのか?
三 なぜ「鳥の巣」は今まで人に知られていなかったのか?

二章 家につくる すごい巣
スズメ/ツバメ/コシアカツバメ/ムクドリ/セグロセキレイ 
 
三章 木につくる すごい巣
メジロ/ヒヨドリ/キジバト/カワラヒワ/エナガ/サンコウチョウ/サンショウクイ/ハシブトガラス

四章 穴の中や隙間につくる すごい巣 
アオゲラ/フクロウ/カワセミ/ヤマガラ・シジュウカラ・巣箱/キセキレイ/オオルリ/キビタキ

五章 やぶの中や地上につくる すごい巣
ウグイス/ホオジロ/セッカ/オオヨシキリ/モズ/コジュケイ/カルガモ

六章 水辺につくる すごい巣
カイツブリ/カワガラス/カルガモ/オオハクチョウ/コチドリ  

番外編 海外のすごい巣
セアカカマドドリ/オオツリスドリ/アフリカツリスガラ/キムネコウヨウジャク

おわりに
索引

【著者メッセージ(「はじめに」より抜粋)】
 鳥の巣は、一番大切な卵とヒナが襲われないよう、発見されにくい場所につくると同時に、小さな生命を守るという任務を課せられた、鳥にとってなくてはならない重要な物だ。

 鳥の巣を知ることは、鳥やヒナのことを知るだけでなく、その鳥の住む環境を知ること、周囲の生物との関係、さらに人が生きるうえで欠かすことができない家や服など、人の暮らしとの関係を知ることにもつながるだけでなく、本能とは何なのかという哲学的なことまで教えてくれるものなのだ。
 恐竜が鳥へ進化したこと、恐竜が絶滅し、鳥が今の世界に生きていることなど、今までの科学では解明できていなかったことも、鳥の巣から知ることができるのである。

 よく「鳥が先か、卵が先か」と言われるが、鳥の巣が先なのである。

 親にも学校の先生にも教わることなく本能の力でつくる鳥の巣。その生成の秘密を知ることは、人も持っているであろう本能の力を再発見することにもつながることだ。

 本書から読者の方が、鳥や自然の新たな不思議を感じたり、それぞれの生きかたを再発見し、この混迷した世界に対応して生き抜くことの力になったりしてくれれば本望である。

内容説明

スズメが人の建物を巣づくりに利用する驚異の歴史、クモの巣を活用するメジロ、裁縫して巣をつくるセッカ…。鳥の巣を見れば、その鳥の奥深い生態や生存戦略だけでなく、恐竜から鳥になった進化の過程など、今まで科学で解明されていなかったことまで見えてくる。親にも教わらず、本能の力でつくられる鳥の巣。その不思議で神秘的な面白さを約200点の豊富なイラストともに、鳥の巣研究の第一人者であり絵本作家でもある著者が、斬新な視点からユーモラスに解説した一冊。

目次

1章 鳥の巣とはなにか?
2章 家につくるすごい巣
3章 木につくるすごい巣
4章 穴の中や隙間につくるすごい巣
5章 やぶの中や地上につくるすごい巣
6章 水辺につくるすごい巣
番外編 海外の鳥のすごい巣

著者等紹介

鈴木まもる[スズキマモル]
東京都出身。東京藝術大学美術学部工芸科中退。画家、絵本作家、鳥の巣研究家。山の中で偶然使い終わった鳥の巣を見つけ、その造形性に魅かれ、収集、研究を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペグ

66
(とりあたま)→(お馬鹿さんという意味😔)!? 鳥に対してなんと失礼な!人間だって色々いる😅そして、この本を読んだら(図を見たら)認識が変わるのではないかしら👍たとえ本能とはいえそれぞれの鳥たちの造る巣に驚愕。与えられた材料と道具(嘴、羽根など)をフル活用して卵が安心して自立するまでの小部屋を作成。目から鱗本でした🦜少しでも鳥に興味のある方は是非‼️2023/05/31

榊原 香織

61
面白い!絵も可愛い。 以前この人の鳥の巣コレクション展を見たことあります。セッカは葉をクモの卵嚢の糸で縫って巣を作る、可愛いエナガの巣は苔で覆って芸術品。 鳥って凄い 巣にこだわる著者も凄い2023/08/29

tosca

28
画家である著者が、最初は芸術的な観点から鳥の巣に魅了され、鳥の巣の研究を始めたという事で、鳥類学者の方々とはまた違った見方で鳥の魅力を教えてくれている。スズメやメジロ、ツバメ、カラスなど身近な鳥たちも、巣の形状も素材も鳥によって違っているし、何より教わった訳でもないのに、本能で子育てのための安全な巣を作ってしまう鳥たちに感動する。画家の著者らしく、巣や卵は写真ではなく絵で紹介されているのが、写真よりハッキリと分かるし、ヒナや卵もリアルだし可愛い。こんな本が読みたかった。2023/10/23

ぽけっとももんが

9
以前読んだ「ぼくの鳥の巣コレクション」で、鳥の巣とはねぐらではなく、卵をあたため孵し巣立ちまでの限定的なもので、しかも使い捨てだと知ってそれはもう驚いた。鳥のおうちだと思ってましたからね。さてこちらも鳥の巣の素材や形が詳細に説明されています。自分が生まれた巣を再現できるというのは本能なのか。同じ種類の鳥なら同じような巣を作るのも不思議だ。親鳥が教えるわけでもないだろうに。時々スマホで鳴き声を聴いたり、楽しく読み進めました。2023/09/01

🍭

5
図書館本、2023年発行。鳥の巣にフォーカスした身近なトリの生態書。著者は建築系の芸術家ということで、合理的でスマートなトリの巣に興味を持ってこの研究観察をはじめたみたい。鳥見をするようになって、中高木の巣を探してもなかなか見つからなかった理由がわかった。苔や草を使った擬装は人間に対しても極めて有効なのがみにしみてわかった。逆に丸見えになっているような巣にも味わいがある。巣作りの技術で特にすごいと思ったものは蜘蛛の糸をつかって裁縫をするセッカ、メジロの二種が印象的。読みやすくて面白かった2024/05/07

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