古田武彦・古代史コレクション
よみがえる九州王朝―幻の筑紫舞

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  • サイズ B6判/ページ数 276,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623066650
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3321

内容説明

「倭人伝」に出てくるのは、邪馬台国ではなく邪馬壹国である。邪馬壹国説(多元史観)の出現は、古代史論争の盲点を突いた鮮烈な問題提起として、古代史研究に新たな地平を切り開いた。本書は、邪馬壹国が九州(博多湾岸)に実在したことを、風土記や筑紫舞などの分析・論証によって解明する。九州王朝の内側に光を当て、壮大な実像がここに蘇る。

目次

第1章 さらば「邪馬台国」よ
第2章 邪馬一国から九州王朝へ(短里論争;王仲殊論文への批判 ほか)
第3章 九州王朝にも風土記があった
第4章 幻の筑紫舞
日本の生きた歴史(十八)(「論証と実証」論;「孝季の公理」論 ほか)

著者等紹介

古田武彦[フルタタケヒコ]
1926年福島県生まれ。旧制広島高校を経て、東北大学法文学部、日本思想史科において村岡典嗣に学ぶ。長野県松本深志高校教諭、神戸森高校講師、神戸市立湊川高校、京都市立洛陽高校教諭を経て、1980年龍谷大学講師。1984~96年昭和薬科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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