出版社内容情報
多田文明[タダフミアキ]
著・文・その他
内容説明
流れをOKに持っていく、思わずOKさせる、相手の意表を突く、都合のいい答えを引き出す、さりげなく優位に立つ、そして相手ペースに乗らない…年々厳しくなる摘発をかいくぐるように新たな騙しの手口を編み出すサギ師のマル秘テクニックとは。言ったら相手の心を遠ざけてしまう「NGワード」と、相手の心をがっちりつかむ「OKワード」を紹介。潜入調査に定評のある著者が、彼らと対峙する過程でつかんだ、ビジネス心理戦に生かさない手はない「話し方」の極意。
目次
第1章 「OKへの流れをつくる」ものの言い方
第2章 「思わずOKしてしまう」ものの言い方
第3章 「相手の意表を突く」ものの言い方
第4章 「都合のいい答えを引き出す」ものの言い方
第5章 「さりげなく優位に立つ」ものの言い方
第6章 「相手ペースに乗らない」ものの言い方
著者等紹介
多田文明[タダフミアキ]
ルポライター、キャッチセールス評論家、悪質商法コラムニスト。1965年北海道旭川市生まれ。日本大学法学部卒業。雑誌「ダ・カーポ」にて『誘われてフラフラ』の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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えみ
46
相手が気付かないうちにさり気無く、主導権を相手から自分へ移動させてしまう「ものの言い方」を習得したい!ということで詐欺師から学ばせてもらう事に。人の心を操るには、まず語彙力。言葉を巧みに使いこなし、本当に言いたいことを上手くオブラートに包んで相手が自ら懐に飛び込んでくるように仕向ける。「ものの言い方」ひとつで相手に与える印象が面白いほどガラリと変わる。詐欺師視点で読んでも、被害者視点で読んでも学ぶべきことがたくさんあった。この本に書かれている知識を意識しないで使いこなせたら人一人くらい意のままに操れそう。2020/10/17
香菜子(かなこ・Kanako)
26
サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」 。多田 文明先生の著書。騙しのプロのサギ師が使うだましのマル秘テクニック。騙しのプロのサギ師が使うだましのマル秘テクニックを悪いことに使うのはよくないけれど、騙しのプロのサギ師が使うだましのマル秘テクニックを正しくつけばよいこともたくさんある。馬鹿と鋏は使いようということわざがあるけれど、騙しのプロのサギ師が使うだましのマル秘テクニックもきっと同じこと。2022/06/27
猫科とらねこ
4
タイトルが面白そうで読んでみたけど、高度な話ではなかった(笑)悪徳商法の断り方とか(^^;)2018/07/02
コオロ
1
百戦錬磨の騙され屋が、これまで経験した悪徳商法の言葉選びを添削する本。新書らしく「ビジネスの応用に!」とも言っているので、参考にして部下に試してみたら、うまくいってしまって何だか怖くなってきた。よし……次は上司だ。2025/01/27
Tamako
1
面白い!犯罪はアウトだが、「ものの言い方」というのはスキルのひとつ。敵の手の内を知る意味でも有意義な読書だった。2024/05/18