出版社内容情報
多田将[タダショウ]
著・文・その他
内容説明
20世紀の科学者たちが開発し、実戦に投入された想像を絶する軍事技術の数々。中でも核兵器は人類に大転換をもたらした。本書は、政治的・倫理的な是非は一切問わず、純粋に物理学の観点から、その凄まじいメカニズムに迫っていく。原子核が膨大なエネルギーを生み出す仕組みから、兵器に利用する際の設計方法、冷戦時代につくり出された究極の産物まで、直視しなければ見えてこない「核」の本当の姿を、素粒子物理学者が描きだす。
目次
第1章 原子核(兵器と物理学の関係;その男は、東海村からやって来た ほか)
第2章 核融合と核分裂(原子核を剥き出しにする;すぐにくっつかないカップルをくっつけるには? ほか)
第3章 連鎖反応(核分裂の連鎖反応;制御棒の出し入れで、中性子の量をコントロールする ほか)
第4章 核燃料(原子炉は3要素、核兵器は1要素だけ;タンパーで押し固める ほか)
第5章 核兵器(ガンバレル型;リトルボーイは投下直前に組み立てられた ほか)
著者等紹介
多田将[タダショウ]
1970年大阪府生まれ。京都大学理学研究科博士課程修了。京都大学化学研究所非常勤講師を経て、高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所、准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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