出版社内容情報
小川裕夫[オガワヒロオ]
著・文・その他
内容説明
通勤や通学、出張や旅行の足として老若男女から愛される「鉄道」。しかし、現在の路線網を築き上げるまでには、政界との暗闘、地元との対立、起業家たちの野望、会社同士のライバル争いなど、さまざまな背景が渦巻いていた。また、大人の事情により、社史などから削除されてしまった車両や路線も数多い。そんな「鉄道」の歴史に隠された意外な真実を、「車両と列車」「駅」「新幹線」「路線」「事件」「タブー」の6つのジャンルに分けて紹介する。
目次
第1章 誰も書けなかった「車両と列車」の謎
第2章 誰も書けなかった「駅」の謎
第3章 誰も書けなかった「新幹線」の謎
第4章 誰も書けなかった「路線」の謎
第5章 誰も書けなかった「事件」の謎
第6章 誰も書けなかった「鉄道史のタブー」
著者等紹介
小川裕夫[オガワヒロオ]
1977年、静岡県静岡市生まれ。行政誌編集者を経てフリーランスライター。取材テーマは地方自治、都市計画、内務省、総務省、鉄道(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
5
興味深く読んだ。マニ30、興津駅、相模大野駅の旧称、名鉄の野望、福島第一原発の元の地主、東部啓志線、などなど2024/08/21
しょー
4
鉄道関係の読本はいろいろ読みましたが、今回の本はビーバップハイヒール(関西ローカル番組)の鉄道ミステリーっぽく、これまであまり見なかった話もあり、飽きず興味深く読めた。タモリさんのくだりが少し長めのもまた興味深かった。2019/01/06
パトリック
3
僕はそれほど「鉄ちゃん」ではないつもりだが、この手の雑学本は結構読んでいる。現金輸送車「マニ30」(マニ=moneyではない)ってのがあったんだとか。死体を運んだ「霊柩列車」? 福島の原発って西武の堤康次郎の土地だったんだ、などなど楽しんでいる。もちろん、そんなこと知ってるよてのもあるけれど…。2019/06/08
手ぬぐいゲッター
2
鉄道のタブー関係が興味深かった。2018/10/06