出版社内容情報
都市伝説研究会[トシデンセツケンキュウカイ]
編集
内容説明
「深夜3時頃、首都高を車で走っていると分離帯の植え込みからナタを持った男が現れる」というウワサがあるのをご存知だろうか?トラックドライバーの間で広まったこの話は、実は半分はウソで、半分は本当である―(「ナタ男」より)。都市伝説は、学校や街角でふと耳にしたり、旅先、異国にまつわるウワサなどとして伝わっていく。「呪いのお守り」「たどり着けない家」「黒猫の呪い」「招かれざる客」など、あなたを深い闇へと誘う62話を紹介。
目次
1章 街角の噂(呪いのお守り;願いの叶うお香 ほか)
2章 日常の怪奇譚(謎の部屋と日本人形;初夢 ほか)
3章 旅先の恐怖(呼び声;血まみれの女性 ほか)
4章 異国の伝承(選ぶ権利;六芒星の効き目 ほか)
5章 学校の怪談(地下倉庫;体育館の少女 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
151
都市伝説は実話であるなしに拘らないのがいいなと思うのですね。嘘でもいいから巧く出来ていて楽しめればいいやと私は思いますね。怖さ+笑いの愛すべき話。『のっぺらぼう』東京都の某区にある江戸時代から幽霊が出るとして有名な坂をKさんが雪の降る真夜中に車で通りかかると何処からか子どもの笑い声が聞こえて来る。小学校のグランドで10人程の子供達が「だるまさんがころんだ」をして遊んでいるのを見てKさんは車を停めて降り「家族が心配しているから早く帰りなさい」と声をかけると振り向いた子供の顔には何と目も鼻も口もなかったのだ!2020/12/19
澤水月
3
酷。今更「死ねばよかったのに」「夢と違うことすんな」、埋めても戻ってくる死体、飛び込む瞬間撮影に手…。体験者が最後に「二度と目を開くことはなかった」て誰が話聞いたんじゃ!が2話 いっそ笑えた…よくみたら07年に冬怪談で出たのの焼直しだそうでこの暑いのに冬話多い。「消化不良」「忌み子」とか希に面白いのもあるが集められた書き手力量によるんだろな2013/06/24
夏生
2
あまり面白くなかったけど一話ずつが短かったのでさくさく読めた2013/06/05