出版社内容情報
イースト・プレス編集部[イーストプレスヘンシュウブ]
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内容説明
あれから、どう生きたか。これから、どう生きるか―。2011年3月11日に東北を襲った東日本大震災。今もなお、厳しい現実が立ちはだかっている。そんな中、復興に向け、少しずつだが、人々は新たな一歩を踏み出し始めている。再開した飲食店。新たな人間関係や、新名物の誕生。失ったものは多いが、新たに生まれ育まれたものもある。それぞれの形で、未来に向けて歩き出した人々。その姿を通して、被災地の飾らない現実が見えてくる。希望の物語。
目次
第1章 復興の途上で生まれた新たな「生きる道」(「立ち上がり、一歩踏み出せたよ」気仙沼のご当地アイドルが笑顔と元気を産地直送;「関わった人たちがステップアップできるプラットホーム」を目指すおらが大槌夢広場の復興食堂 ほか)
第2章 震災で深まった家族の絆 仲間との結束(「家族かどうかは関係なかった」ほとんど支援物資が来なかった普代村の「阿吽の呼吸」の支え合い;「ココは仮説のオヤジたちの遊び場です」野田村の流されたクロマツから新名物“たつ・のだ”が生まれた ほか)
第3章 苦境を乗り越えてもう一度立ち上がった店や企業(「ガレキだらけの石巻の街にウナギのいい匂いを漂わせたい」食で住民を元気づけた老舗料理店;「築きましょう愛するこの町を肩寄せ合って越す夜に灯す月明かり」吉里吉里の「ともしび」という名のカフェ ほか)
第4章 被災者が生きるうえでなくてはならないもの(「祭りは損得がなくて、元気が出る。それがカラ元気でもいいんだよ」震災直後に開催を決めた野田村復興祭;「歳をとったら住みたくなる“気仙沼モデル”を」高齢者医療介護の理想の街作りに奮闘する医師たちの夢 ほか)
第5章 再開した観光施設が新たな人を呼び込む(石巻を勇気づけるヒーローが大集合「無限の可能性を持つ萬画館だからこそできることがあるはず」;ゴマフアザラシの赤ちゃんの名前は「きぼう」いわき市のアクアマリンふくしまスタッフたちの願いをこめて ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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