出版社内容情報
小川泰平[オガワタイヘイ]
著・文・その他
内容説明
新聞のトップで報じられるような大事件、凶悪犯罪は年間わずかな数でしかない。それでも犯罪は毎日のように起きており、刑事たちは走り回っている。地道な聞き込み捜査、息をのむ逮捕の瞬間、戦場のような取調室。30年間、現場の最前線であらゆる犯罪捜査に携わってきた著者が語る事件現場のエピソード。そして7日間連続検挙を成し遂げた「小川学校」の捜査テクニックを公開。警察組織と刑事の真の姿が浮かび上がるリアル警察ノンフィクション。
目次
第1章 事件現場(捜査の基本はすべて「ドロ刑」にあり;コロンビア人窃盗団の逮捕 ほか)
第2章 捜査(捜査とは「感性」である;聞き込みの鉄則 ほか)
第3章 逮捕(現行犯逮捕の難しさ;犯罪者を見分ける「嗅覚」 ほか)
第4章 取り調べ(「脅す」のではなく「落とす」;嘘発見器を使う理由 ほか)
著者等紹介
小川泰平[オガワタイヘイ]
1961年、愛媛県松山市生まれ。1980年4月、神奈川県警察官を拝命。警察学校を卒業し1年間の交番勤務の後、関東管区機動隊に2年、留置場の看守勤務を経て所轄の刑事1課盗犯係の刑事を皮切りに、警察本部刑事部機動捜査隊、巡査部長に昇任後、所轄の盗犯係の部長刑事、警察本部刑事部捜査第3課、刑事総務課、国際捜査課、警察庁刑事局刑事企画課、等で第一線の刑事として主に被疑者の取り調べを担当。知事褒章受章のほか、警察局長賞、警察本部長賞など受賞歴は500回以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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