出版社内容情報
横山泰行[ヨコヤマヤスユキ]
著・文・その他
内容説明
「ほめる力」「叱る力」「気づかせる力」「行動させる力」「学ばせる力」…ドラえもんは、まさに“理想の先生”だ。藤子・F・不二雄先生のメッセージを、「ドラえもん学」の創始者が徹底分析。
目次
1章 ドラえもんの「ほめる力」―どんな言葉や行動が、相手を伸ばすのか?
2章 ドラえもんの「叱る力」―“厳しさ”とは“愛情”があるからこそ成り立つもの
3章 ドラえもんの「気づかせる力」―相手に問題を見つけさせ、解決させるには?
4章 ドラえもんの「行動させる力」―何ごとも、自ら行動しなければ身につかない
5章 ドラえもんの「学ばせる力」―だからこそ、のび太は“愛される人”になった
エピローグ ドラえもんは、のび太のどこを伸ばしたのか?―ドラえもんの持つ「育て力」を、コーチング理論で解明!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lonesome
34
タイトルから「ドラえもん」の名シーンを紹介してくれてる本かと思ったら、ドラえもんとのび太の関係をコーチする側とされる側としてコーチング理論についての本だったので少し唐突な印象を受けたけれど。自分にとって昔好きだった人や好きな人の言葉は、自分の行動や言葉を振り返ったり反省する時に色々なことを教えてくれる師匠のような存在だ。そう考えてみると、彼女たちが自分にとって師匠であるのと同じようにドラえもんはのび太のコーチだったんだな。そしてコーチとコーチされる側は対等で、コーチもまたともに成長していく。2014/10/13
あおい
10
ドラえもんは何故のび太を勝ち組にできたのかという事をドラえもんの話を引用しつつ紹介するコーチングの本。タイトルからのび太側の話かと思っていたらドラえもん側の話だった。2019/03/22
hinotake0117
3
ドラえもんアナリストを名乗るだけあり、コーチングの要素をドラえもんになぞらえ紹介。 あくまで本人に気づかせいい方向に持っていくというのがコーチングの基本。それがしっかりドラえもんに現れている。2022/09/20
レイ
2
興味をそそるテーマだし、ドラえもんを題材にしているので取っ付きやすく読みやすい。コーチングに関する知識も得られます。ただ、ドラえもんのエピソードとコーチングとを結びつけているのに強引さを感じます…。2011/09/20
いけめぐ
1
ドラえもんってすごいなぁ。とは思うものの、全く同じような指導者にはなりたくないし、なれないだろう。