イースト新書<br> なぜカリスマ経営者は「犯罪者」にされたのか?

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イースト新書
なぜカリスマ経営者は「犯罪者」にされたのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781651163
  • NDC分類 326.83
  • Cコード C0230

出版社内容情報



須田慎一郎[スダシンイチロウ]
著・文・その他

内容説明

「時代の空気」が“罪”を創り出す!特捜部の思惑は「巨悪追放」か、「国策捜査」か。カルロス・ゴーン、堀江貴文、村上世彰…世を賑わせた平成経済事件は、限りなくグレーだ!

目次

第1章 カルロス・ゴーン逮捕の背後にある「特捜部」の思惑(検察にとっての「平成最後の総決算」;日産自動車の再建にゴーンが果たした功績 ほか)
第2章 「検察vs.財界」から読み解く平成経済事件史(「国家訴追主義」と「起訴独占主義」;永田町をターゲットに政界汚職を追及した一九八〇年代 ほか)
第3章 特捜部によって退場させられたカリスマ経営者たち(「欲得ずくで動く人間は許せない」;外資系と組んで財界の歪みを突いた堀江貴文 ほか)
第4章 「検察vs.安倍官邸」の暗闘に翻弄された面々(政界捜査の槍玉に挙げられたジャーナリスト山口敬之;「反アベ勢力」の燃料となったペジー社事件 ほか)
第5章 ゴーン事件に見る「検察&マスコミ」の癒着(特捜部の「運命共同体」となった朝日新聞;日本の新聞の後追いをせざるをえない海外メディア ほか)

著者等紹介

須田慎一郎[スダシンイチロウ]
経済ジャーナリスト。1961年東京都生まれ。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経てフリー・ジャーナリストに。「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続けるかたわら、テレビ、ラジオの報道番組などで活躍中。また、2007から2012年まで内閣府の多重債務者対策本部有識者会議の委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark X Japan

4
かなり奥深くまで,突っ込んでいます。それ故,ついていけない部分もありました。特捜部も普通の組織であり,存亡の危機にあるのかもしれません。☆:3.52019/08/12

Kazunori Ishizu

0
本書末尾のこの一文に尽きる!  「果たして特捜部は復活するのでしょうか。そもそも私たちにとって特捜部は必要な存在といえるのでしょうか。その存在意義を含めて議論していく必要があるでしょう。」  ひとつひとつは、既知の検察(特捜)の悪事だがこうして並べて整理されると悪い意味で壮観。 まとめると、私からみた検察の犯罪: ・筋読み捜査による犯罪者自体の捏造 ・マスコミへの違法リークによる世論操作 ・人質司法と調書捏造・強制 検察人事の構造なども興味深かった。 ゴーン氏逃亡劇の後に書いたのをよみたかったかな。2021/01/17

Kazunori Ishizu

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本書末尾のこの一文に尽きる!  「果たして特捜部は復活するのでしょうか。そもそも私たちにとって特捜部は必要な存在といえるのでしょうか。その存在意義を含めて議論していく必要があるでしょう。」  ひとつひとつは、既知の検察(特捜)の悪事だがこうして並べて整理されると悪い意味で壮観。 まとめると、私からみた検察の犯罪: ・筋読み捜査による犯罪者自体の捏造 ・マスコミへの違法リークによる世論操作 ・人質司法と調書捏造・強制 検察人事の構造なども興味深かった。 ゴーン氏逃亡劇の後に書いたのをよみたかったかな。2021/01/17

Kazunori Ishizu

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本書末尾のこの一文に尽きる!  「果たして特捜部は復活するのでしょうか。そもそも私たちにとって特捜部は必要な存在といえるのでしょうか。その存在意義を含めて議論していく必要があるでしょう。」 ひとつひとつは、既知の検察(特捜)の悪事だがこうして並べて整理されると悪い意味で壮観。 私からみた検察の犯罪: ・筋読み捜査による犯罪者自体の捏造 ・マスコミへの違法リークによる世論操作 ・人質司法と調書捏造・強制 検察内部の構造とかもわかり面白い本だった。 出版が早すぎた、ゴーン氏逃亡劇の後に書いて欲しかった。2021/01/17

sandmans_ghost

0
今ゴーンや桜で話題の検察について、どんな組織なのか、大物(検察が巨悪としたい相手)との間に何が起こっているのかが書かれている。検察の暴走はこうして起こるのかーというのがわかるぞ2020/11/30

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