イースト新書
誤解だらけの沖縄と領土問題

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781651095
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0230

出版社内容情報



八幡和郎[ヤワタカズオ]
著・文・その他

内容説明

世界的に海洋国家として知られている日本。中国との尖閣諸島問題、韓国との竹島問題、ロシアとの北方領土問題の存在は誰もが知るところだが、実際には中国は沖縄本島を、韓国は対馬を、ロシアは北海道を虎視眈々と狙っている。そして、あまりにも「領土」の定義と、その歴史的背景について知らない日本は、彼らのなすがままに翻弄されている。数々のベストセラーを輩出した博覧強記の歴史作家が、冷静な視点から、基地問題や独立論争で揺れる沖縄の本土とのあいだに横たわる歴史に関する認識の違いと、日本の「辺境」の問題に関する議論の間違いをただす。

目次

第1部 誤解だらけの沖縄問題(本当は独立してもメリットがない沖縄県;本当は一度も中国領だったことはない琉球王国;本当は奇跡的に日本領となった南西諸島;本当は旧来型の保守「政治屋」だった翁長雄志知事)
第2部 誤解だらけの領土問題(本当は日本人が誰も知らない「領土」の定義;本当は朝鮮半島を支配していた古代日本;本当は日本の領土を狭めただけだった鎖国;本当は北方四島より樺太と北海道が大事なロシア;本当は日本のオウンゴールだった竹島問題)

著者等紹介

八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授、国士舘大学大学院客員教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やじ

24
玉城デニー氏が沖縄県知事に当選した翌日、沖縄出身の先輩に「どうしてこんな人を〜〜」と泣きを入れたら「年配の人達は本土に見捨てられたという根深いものがある」と言われ、沖縄の事を学ばねばと思い購入。と思ったら沖縄は半分だけで残り半分は竹島、尖閣、小笠原、朝鮮、チャイナ、ロシア等の膨大な問題を、豊富な知識を元に上から目線でさらっと説明したもので、その後半、知識のない私には何が何だかサッパリ。帯に「終止符を打つ!」としているのに全く打ってくれてない。沖縄はなんとなくわかったけど、違う本で勉強したい。2018/12/24

紫砂茶壺

3
「沖縄」と「領土問題」の大きな2テーマを新書の紙幅で説明するのはなかなか難しい。全部沖縄についての解説でもよかったが、概説書としてはよくまとまっているので、入門編としては良いと思う。沖縄は日本の施政化に入って日が浅いことから、これまで何かと捨て石扱いにされてきたことを忘れてはいけないと思ったし、鳩山由紀夫と民主党が普天間基地移設に関して何の勝算もなく「最低でも県外」と煽ったことがいかに愚かしいことかと思う。2021/08/13

コンクリ君

1
基地問題を勉強しようと思ってたんですが、ちょっと見当違いでした。歴史に強くないのでなかなかしんどく、斜め読みでした。領土問題など勉強したい人向けですね。2018/11/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13136546
  • ご注意事項

最近チェックした商品