出版社内容情報
八幡和郎[ヤワタカズオ]
著・文・その他
内容説明
世界的に海洋国家として知られている日本。中国との尖閣諸島問題、韓国との竹島問題、ロシアとの北方領土問題の存在は誰もが知るところだが、実際には中国は沖縄本島を、韓国は対馬を、ロシアは北海道を虎視眈々と狙っている。そして、あまりにも「領土」の定義と、その歴史的背景について知らない日本は、彼らのなすがままに翻弄されている。数々のベストセラーを輩出した博覧強記の歴史作家が、冷静な視点から、基地問題や独立論争で揺れる沖縄の本土とのあいだに横たわる歴史に関する認識の違いと、日本の「辺境」の問題に関する議論の間違いをただす。
目次
第1部 誤解だらけの沖縄問題(本当は独立してもメリットがない沖縄県;本当は一度も中国領だったことはない琉球王国;本当は奇跡的に日本領となった南西諸島;本当は旧来型の保守「政治屋」だった翁長雄志知事)
第2部 誤解だらけの領土問題(本当は日本人が誰も知らない「領土」の定義;本当は朝鮮半島を支配していた古代日本;本当は日本の領土を狭めただけだった鎖国;本当は北方四島より樺太と北海道が大事なロシア;本当は日本のオウンゴールだった竹島問題)
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授、国士舘大学大学院客員教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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