出版社内容情報
一坂太郎[イチサカタロウ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
4
幕末史の研究で知られる著者だが、昭和史もなかなか。寺内元帥像の台座が戦後は裸婦像に使い回された一件や、トゥーリア(バブル期に一世を風靡した高級ディスコ)跡地に佇む石地蔵の紹介など、歴史家のセンスあふれるガイドブックに仕上がっている。少し前までは昭和という時代が「歴史」になり切っておらず、あたら多くの史跡が老朽化などを理由に失われたとのこと。同時代人としてこの感覚はよく理解できるが、それだけに惜しいという気がする。2022/07/24
saba
3
一件あたりの文章が短いのでさらっと読め、その点は今読むにはちょうど良かった。読むまで事件そのものを良く知らなくて本書で最もショックだったのが渋谷暴動なのだが、まさについ先程、指名手配者の潜伏に関するニュースが。まだ終わっていないのだ。。2016/11/01
フライパン
2
現代史が身近に感じるいい本でした。2016/12/17