出版社内容情報
山田順[ヤマダジュン]
著・文・その他
内容説明
人口減少、少子高齢化、空洞化の波は、否応なく地方の安楽な暮らしを奪っている。地方は大都市より不便で人口が少なく、仕事場は中央の補完工場でしかない。いったい、それの何が悪いのか。視点を変えれば、グローバル化とICT技術によるデジタルエコノミーが進化し続けるいま、地方は直接、世界と繋がることができる。中央発想の経済成長神話に左右されることなく、むしろダウンサイズして行くことが地方の真の幸福に結びつく。一刻も早く、20世紀型のバラマキ振興策を止めなければ、「地方消滅」はより加速する!
目次
第1章 「ゆるキャラ」「B級グルメ」は効果なし
第2章 「ふるさと納税」「プレミアム商品券」の欺瞞
第3章 「成長しなければならない」という神話
第4章 国にも自治体にもアイデアなし
第5章 地方マイルドヤンキー消滅危機
第6章 新幹線・リニア新幹線が地方を滅ぼす
第7章 ロボットカーが地域を走る未来
第8章 ソーラーパネルによる環境破壊
第9章 地方銀行の崩壊が進んでいる
第10章 地方議員、公務員なんていらない
第11章 バラマキ政治は必ず破綻する
著者等紹介
山田順[ヤマダジュン]
1952年、神奈川県横浜市生まれ。立教大学文学部卒業後、光文社入社。『女性自身』編集部、『カッパブックス』編集部を経て、2002年、「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を務める。2010年光文社を退社し、フリーランスに。現在、作家・ジャーナリストとして取材・執筆活動をしながら、紙書籍と電子書籍の両方のプロデュースも手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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