出版社内容情報
河東哲夫[カワトウアキオ]
著・文・その他
内容説明
プーチンは日本を釣るのか、微笑むか?ソ連邦が崩壊して間もなく四半世紀。戦後の国際政治力学を左右した米ソ対立(冷戦)終結により、米国の巨頭化、中国の台頭によって、そのパワーバランスは激変した。歴史的に見て、謀略、流刑、暗殺、戦争もいとわない「剥き出しの政治至上主義」が生む共産党・秘密警察(旧KGB)による支配構造が、西欧へのコンプレックス、東方への蔑視に連なる。エリートと大衆の隔絶、アジアでもヨーロッパでもない、近代化に乗り遅れた大国ロシアの全貌を、元外交官が渾身の筆で描く賢者の一冊!
目次
第1章 ロシア―その面貌
第2章 歴史のトラウマ―栄光と悲惨
第3章 ロシアという国の経済―停滞と格差の構造
第4章 ロシアの人々―欲望と渇望のシンフォニー
第5章 ロシアの政治―収まらないものをどうやって治めるか
第6章 ロシアの外交―その無力、その底力
第7章 日本とロシア―すれ違いの二〇〇年
著者等紹介
河東哲夫[カワトウアキオ]
1947年東京生まれ。1970年東京大学教養学部を卒業後、外務省に入省。ハーバード大学大学院ソ連研究センター、モスクワ大学文学部に留学。外務省東欧課長、文化交流部審議官、在ボストン総領事、在ロシア大使館公使、在ウズベキスタン・タジキスタン特命全権大使を歴任。日本政策投資銀行上席主任研究員、東京大学客員教授、早稲田大学客員教授を経て現在、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅蓮
Miyako Hongo
つな子
たけふじ
やす




