出版社内容情報
元ウズベキスタン大使を務めた外交通の著者が、
日本の進むべき道を本音で綴った政治・外交エッ
セイ。
元ウズベキスタン大使を務めた外交通の著者が、
日本の進むべき道を本音で綴った政治・外交エッ
セイ。外交官としての体験と、各国の行動原理を
踏まえながら、わが国のもっとも得策な選択を、
多彩なエピソードとともに指し示す。アメリカと
もっと恊働せよ、中国は尻すぼみ、ロシアは強が
っているだけだ。読んで納得の書き下ろし評論。
・世界の変化――われわれの思い込みと現実のギャップ
・ 中国 独りよがりの大国への道
? アメリカ アジアの安定のための「公共財」と思え
? ロシア 石油収入に支えられたポピュリズム
? われわれはどういう世界の中で泳いでいるのか――戦後世界の本質
? 自主防衛か同盟か――米中露の狭間で生きる日本
・終わりに――「人間主義」をベースにした同盟体制を目指せ
【著者紹介】
1947 年、東京生まれ。1970 年東京大学教養学部卒、外務省入省。ハーバード大学大学院ソ連研究センター、モスクワ大学文学部などに留学。東欧課長、ボストン総領事、ロシア大使館公使、ウズベキスタン・タジキスタン大使などを歴任。2004 年外務省を退職。 日本政策投資銀行研究所を経て現在、フリーの評論家。日・英・中・露の4 語を操り、人気サイトJapan and World Trends を主宰。著書に『外交官の仕事』(草思社)ほか多数。
内容説明
武装中立か?核武装か?日米同盟堅持か?見極めよう、三大国の本性。アワてない、常識にもとづいた日本の選択。
目次
1 中国はどこまで怖いのか―外見は大国、実力は(われわれが忘れていた中国;中産階級の生活感覚 ほか)
2 アメリカは本当にひどいのか―多民族大国の革新力と底力(ダイナミックな社会;遠くなったアメリカ? ほか)
3 ロシアはこれから頼りになるのか―石油次第の大国気分(ロシアは壮大、ロシアはロマン;西欧とは異なる歴史 ほか)
4 戦後世界の正体―「ドルの海」に浮かぶ経済(経済覇権の交代は戦争でしか起こらない;戦後世界経済の枠組み ほか)
5 自主防衛か同盟か―日本の立ち位置(世論の二五%は核武装論?;何を守るのか ほか)
著者等紹介
河東哲夫[カワトウアキオ]
1947年、東京生まれ。1970年東京大学教養学部卒、外務省入省。ハーバード大学大学院ソ連研究センター、モスクワ大学文学部などに留学。東欧課長、ボストン総領事、ロシア大使館公使、ウズベキスタン・タジキスタン大使などを歴任。2004年外務省を退職、日本政策投資銀行研究所を経て現在、フリーの評論家。日・英・中・露の4語で、人気サイトJapan and World Trendsを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
電球
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