薔薇戦争 - 百年戦争後の渾沌と近世の曙光 (新版)

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薔薇戦争 - 百年戦争後の渾沌と近世の曙光 (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781624921
  • NDC分類 233.04
  • Cコード C0022

出版社内容情報

百年戦争の敗北に打ちひしがれたイングランドを襲った、
未曾有の内乱〈薔薇戦争〉の実像と神話をひもとき、
絶対王政誕生への道筋を、豊富な図表と明快な解説で読み解く決定版。

長らく歴史の謎とされてきたリチャード三世の遺骨発掘と再埋葬をめぐる詳細なエピソード、
「塔の中の王子たち」をめぐる最新説も大幅加筆。

イングランド国花の名を冠した中世末期の大乱・薔薇戦争。
その華麗な呼称に反して、イングランドを混乱と絶望に陥れたこの内乱は、
「近世」への移行に必要な素地も孕んでいた。

時代がもつ二面性は、しばしば断絶や峻別を拒む。
惰弱と評されるヘンリー六世の治世から、
絶対王政を象徴するテューダー朝への転換は、真に中世との訣別だったのか―。

*

目次
ヨーク家・ランカスター家略系図
関連地図
はじめに

【序】
一 薔薇たちの諍い
二 神罰としての薔薇戦争?
三 イングランド王権の「十五世紀の危機」

【前史】
一 ランカスター朝の成立 ――血塗られた玉座
二 ヘンリー五世と百年戦争 ―― 栄光の幻影
三 内乱へ突き進むイングランド ――ヘンリー六世の治世

【本史】
一 第一次内乱 ―ランカスター朝の終焉(一四五九年~一四六一年)
二 エドワード四世の治世(前半)―癒えぬ傷跡(一四六一年~一四六九年)
三 第二次内乱 ―ヨーク派の分裂(一四六九年~一四七一年)
四 エドワード四世の治世(後半) ―栄光と平安(一四七一年~一四八三年)
五 第三次内乱 ―白薔薇の復讐遂げし赤薔薇(一四八三年~一四八七年)

【結】
薔薇戦争とは何だったのか

エピローグ
補説(「塔の中の王子たち」をめぐる新見解について)

おわりに
新版の刊行に寄せて

関連年表
爵位保有者早見表
主要参考文献


【目次】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イトノコ

20
15世紀のイングランドで起こった内乱、薔薇戦争について解説。先日登録した「明日誰かに話したくなる王家の話」のYouTuberさんが薔薇戦争の解説動画も出しており、もっと知りたくなり購入。いやむしろ、YouTuberさんの動画の詳しさに驚いた(笑)。本書では薔薇戦争の最大の要因を、労働者の地位向上や貴族の対立はあるものの)ヘンリー6世の無能と精神疾患としている。王と言えど、当時は結局は有力貴族の盟主としての立場でしかないので貴族同士の対立を調停できなければ、王としての責務は果たせないと言うことかな。2025/11/28

星落秋風五丈原

18
ばら戦争の始まりから終わりまで書かれた本。シェイクスピアの史劇と被る。2025/11/26

@Crocus/iro

12
宮廷主流派と反主流派の抗争が王座をめぐる王家の紛争へと展開し、ストークの戦いで薔薇戦争は終結する。王位簒奪の流れを数々のエピソードと共に解説。複雑に変化する爵位と抗争関係、15世紀イングランド政治概念「公益」や内乱の歴史的意義が分かり易い。特に興味を引いたのは、2020年5月にリチャード三世が殺害したとされている「塔の中の王子たち」に関する新証拠について。今回もリチャード三世協会によって発見されたという。著者は至って冷静な見解を述べていた。500年以上も経た資料を探し出す執念とも思える活動に驚嘆した。2026/02/21

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