あやかし怪医処

奇烏

イースト・プレス（2025/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 128p／高さ 21cm
• 商品コード 9784781624266
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

どうぞお見知りおきを――。

――どんな病気でも診てくれる医者がいるらしい。
その医者は、人も妖も金さえ積めば診ることから「藪医者」と呼ばれていたとか。
胡散臭い医者・余暉(よき)のもとには、原因不明の病に悩むヒトや妖が訪れるが……。

ヒトと妖が暮らす摩訶不思議な舞台で起こる怪奇小話譚、開幕。



【担当編集より】
秘密を抱えた者、よからぬ欲望を抱く者、そして後悔におしつぶされる者――
悩みや秘密を抱えたヒトや妖が、それぞれの「病」を通して物語は進んでいく本作。
単行本では、6つの本編に加えて、描き下ろしの番外編エピソードを収録。
さらに各話あとにオリジナルコラムが収録されています。
そのコラムは、カルテや診断書のように各話のエピソードをより深く楽しむスパイスに仕上がっています。

オールカラーでお届けする、少し不思議な７つの物語をご堪能ください!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ねすとる]

「あちら」と「こちら」のHOLIC的世界ではなく皆んな妖の存在を認知し共存してるっぽい。人間も千と千尋みたいな妖しげな街にフツーに入って行くし。 裏表紙の説明から腕は確かだが金にがめつい流れの闇医者みたいなイメージでいたら、某友人帳的な愛らしい猫又やら狸やらと医院やってる開業医の好青年だった。 個人的に話と話の間にしっかりめの解説挟んじゃうやつ嫌いなんで-100ポイント、でも気合いの全編フルカラーで+1億ポイントで優勝。

2025/06/05

[ぷくらむくら]

主人公の医者が一番あやかしっぽい。人なのに。

2025/07/26