夜ふけの酒評―愛と独断の日本酒厳選50

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夜ふけの酒評―愛と独断の日本酒厳選50

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781621203
  • NDC分類 588.52
  • Cコード C0077

出版社内容情報

呑む文筆家が愛と独断で選び、魂をふるわす日本酒を50本忖度なしでレビュー!
各銘柄の特徴を独自の基準でパラメータ化、好きな銘柄がみつかる一冊。巻末に登場した銘柄を買える酒屋のリストもついています。

「いつも、日本酒のことばかり」な著者による、愛と独断で厳選した日本酒50本のレビュー集。日本酒を飲んでばかりの人生です。無数の日本酒が私の体内に染み込み、全身を駆けぬけていった実感があります。本書は、そんなふうに日本酒とともに生きてきた私が、改めてふだんの暮らしのなかで心にとめた銘柄50本ついて書く、書評ならぬ〝酒評〟と表した一冊です。

稲垣えみ子(フリーランサー)さん推薦
「想いが止まらぬ「家飲み酒」への恋文に、思わず酒屋に走ったよ。」
吉田 類(酒場詩人)さん推薦
「良き酒は詩人をつくる。聖子さんの奔放な言の葉がいい。」

【とりあつかうお酒一覧】
1 獅子の里 運命を変えたはじめての日本酒
2 乾坤一   少しずつ相好を崩す真面目な日本酒 
3 AKABU 小さな羽が生えて上半身が5ミリ浮く
4 石鎚   グリーンでクリーンな飲み心地 
5 澤の花 下戸がつくる美しく頑固な酒
6 綿屋   母性をたたえた味。やるせなさを慰めてくれる 
7 東北泉  記憶に残り続けるかぎりなく透明な味 
8 黒龍   おいしい魚に合う抜群に安定感がある酒質 
9 廣戸川 凡を磨き続ける非凡な日本酒 
10 天美  2020年に産声をあげた新しい息吹の日本酒 
11 口万  ありふれた地味なつまみを底上げするやさしい甘みが魅力 
12 群馬泉  蔵に棲む微生物がつくる唯一無二の日本酒 
13 惣邑  心のミットにバシッと響くストレートな旨み 
14 天心  地元に根をおろすまぎれもない福岡の地酒
15 白隠正宗 心地いい酒蔵のノイズが聴こえてくるカオスな酒質 
16 武甲  時流を追わない朴訥とした脱力する地酒 
17 江戸開城 「米は洗ってとうぜん」の常識をくつがえした無洗米の日本酒 
18 堀の井 自分のルーツはここにあり!? 米感たっぷりの素直な酒 
19 獺祭  山奥の大きい酒蔵がつくる華やかでポップな泡系日本酒 
20 花巴  酒蔵の微生物だけで醸したドラマチックな酒質
21 鶴齢  長い時間をかけて魅力に気がついたナチュラルな美しさ
22 剣菱  500年以上も徹底して変わらない不動の味
23 冩樂  日本酒界随一の質の高い甘みと喉ごしのよさ
24 月山  おいしすぎないおいしさがある飽きない日本酒
25 七田 一発で記憶に残る大人のクリームソーダ日本酒 など計50本

内容説明

「いつも、日本酒のことばかり。」な著者による、愛と独断で厳選した日本酒50本のレビュー集。

目次

獅子の里―運命を変えたはじめての日本酒
乾坤一―少しずつ相好を崩す真面目な日本酒
AKABU―小さな羽が生えて上半身が5ミリ浮く
石鎚―グリーンでクリーンな飲み心地
澤の花―下戸がつくる美しく頑固な酒
綿屋―母性をたたえた味。やるせなさを慰めてくれる
東北泉―記憶に残り続ける限りなく透明な味
黒龍―おいしい魚に合う抜群に安定感がある酒質
廣戸川―凡を磨き続ける非凡な日本酒
天美―2020年に産声をあげた新しい息吹の日本酒〔ほか〕

著者等紹介

山内聖子[ヤマウチキヨコ]
呑む文筆家・〓酒師。公私ともに20年以上、日本酒を呑みつづけ、全国の酒蔵や酒場を取材し、「dancyu」「散歩の達人」など数々の週刊誌や月刊誌で執筆中。日本酒に深い愛情を注ぐ一方で、ときに鋭い視点で酒質を洞察する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっぱaaua

50
山内さんの本は「蔵を継ぐ」「いつも、日本酒のことばかり」に続き3冊目。今回は酒蔵に事前の承諾なく呑んだお酒でお薦め50蔵を紹介しているもの。自分も日本酒好きで資格とかは有りませんが、ご紹介されているお蔵の内80%以上呑んだ事があるお酒でした。美味しい基準の言語化は自分もいつも悩みます。山内さんの好みは開封後も香りや味がダレず一定の質を保ち、寝かせると味が伸びて美味しくなるお酒というのは自分も激しく同意します。生熟が苦手と書かれてましたが、最近は無濾過生原酒でも伸びるお酒は多いですよ。~続く~2022/11/26

つーちゃん

15
表現がちょっと面白い。ガチウケじゃない、ふふっと来る感じが良いなぁと思った。例えば、にごり系スパークリングを開ける描写とかね。ゆっくり開けてガス逃さないとマジ悲劇だからめっちゃ分かるのよ。思わずニヤける。でも、並び順は結構謎かも?著者なりのテーマでカテゴライズしたほうが面白いんじゃないかな。「鉄板!裏切りなし」とか「邪道。自己責任でね!」とか「カニカマを越前ガニに変える日本酒10選(当社比)」とかさ。でも、宗玄が紹介されてて嬉しい。獅子の里、七田、雁木は飲まなきゃ。2022/12/13

キリル

12
日本酒とともに生きてきたといっても過言ではない筆者が心にとめた銘柄50本の酒評が書かれた本。お酒との馴れ初めを交えながら味わった感想が書かれていて、お酒の味わいですとかそのお酒と著者の物語を楽しみながら読むことができました。杜氏の話も興味深く、同じ銘柄でも代替わりによって味が変化することは初めて知りました。伝統を守る人、変化を追い求める人などスタンスは異なりますが、だれもがおいしい日本酒を求めて日々酒造りに励んでいるのだなと思いました。付け合わせの料理も参考になりました。2023/01/05

こうせいパパ

9
日本酒50銘柄にまつわる著者渾身のエピソード集。 日本酒党の自分には非常に楽しめた。自分の推している銘柄が出てくると一層楽しめたし、知らない銘柄は勉強にもなった。2023/10/09

山のトンネル

9
日記のような酒評。まさに日本酒エッセイ。全50章(50種類のお酒の紹介)で構成されており、1章3分程度で読める。飲んだことのあるお酒だと、記載されている内容に対して共感できる部分があってニヤける。それぞれ蔵や杜氏の方との交流・取材を通して得た知識が練り込まれており、さまざまな日本酒を飲み比べてきた著者だからこそ書ける内容に脱帽しました。寒菊、宮寒梅、よこやま、亀泉などのレビューもあれば読みたかったです。また本書を読んで、剣菱の500年の歴史を体現したお酒は気になりました。自分も大手は避けがちなので…2023/02/08

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