出版社内容情報
望月俊孝[モチヅキトシタカ]
著・文・その他
内容説明
50年の読書研究の集大成、新しい読書法。いつからでも何歳からでも人生は変えられる。
目次
第1章 学校では教えてくれない「学習」の教科書 虎の巻
第2章 読書で脳に起きていること 本はもう1つの人生を体験する現実変換装置
第3章 どん底から偉大な未来をつかむ!5つの実話でみる「偉人読み」
第4章 3万冊から選んだ「お金」と「時間」から自由になるための9冊の智慧
第5章 読書で人生が上手くいってしまう3つのメカニズム
第6章 初公開!最速で人生を変える1行と出会う魔法の読書法「オーディション・リーディング」
第7章 あなたの豊かさの最良の第1歩 シンクロ読書会の完全主催者マニュアル
第8章 未来の世代のために 本から始まる終わらない4Cの旅
著者等紹介
望月俊孝[モチズキトシタカ]
「魔法の読書法」開発者・提唱者。昭和32年山梨県生まれ。上智大学卒。ヴォルテックス代表。夢実現を加速するツール「宝地図」、世界に広がる「レイキ」、セルフ・イメージを90分で書き換える「エネルギー・マスター」提唱者。国際レイキ普及協会主宰。日本ライフセラピスト理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みき
44
読書法の本と銘打っているが、ほぼほぼ読書の素晴らしさについて記載された本となっている。実際の読書法の記載は3分の1にも満たないように感じた。オーディションリーディングという著者の読書法は参考になる部分も多いが10ステップにも分けられると、少し敷居は高い。身も蓋もない言い方をすると、この精度で大量にインプット出来ればそりゃ素晴らしいけどもー。と思わざるを得ない。結局は魔法の読書法なんてものはなく、きちんと咀嚼しながら読むこと。それが一番の魔法の読書法なのかもしれないですね。2023/01/01
かおりんご
30
自己啓発本。本を読めば知識が増えるけれど、それを活かす読み方をしなさいよという話。速読を推奨。ビジネス書や自己啓発系なら、速読できるけれど、小説は世界観に入りたいから無理だと思った。2023/02/01
コニコ@共楽
23
『魔法の読書法』なんてタイトルは、ちょっとずるいと思ってしまいますが、やっぱり魔法があるのなら、知りたいと思ってしまいました。なるほど、と思ったところは4点。「憧れ」を持つことで、自分の制限を超えることができる、憧れる人のようになりたくて、自分の制限の壁を越えて、あきらめない自分をつくるということ。また、読書はその「憧れ」の存在だけでなく、共に語り共に歩むことが出来るということ。人の心を動かす物語は、たった6字でも創作できるということ。言語化によって、その事実を元に、新しい言葉や概念が生まれるということ。2023/05/26
ロクシェ
22
評価【◎】「1万冊以上の読書」をしてきた著者の読書術本を読むのは本書で3冊目。蔵書が3万冊を超える著者だけあり、これまで読んだ中でいちばん情報量が多かった。もっとも印象的だったのは、たとえ小説に登場する架空の人物であっても、「憧れ」が自分の中の制限を超える手助けになるという記述。憧れの対象が実在する人物かどうかは大きな問題ではないらしい。スピリチュアル的な要素や自己啓発セミナー系の言及がやや気になるものの、付け焼刃の読書量では語れない内容が多かったため、定期的に読み返す価値は十分にある読書術本だと感じた。2022/12/08
チャー
18
読書法について興味を持ち手に取る。読書の効用と重要性、効果的な読書法や著者が薦める本を紹介している。本を読むことで生活を変えた人々の事例紹介は、読書による学びと、その後それをもとに行動することの大切さを感じた。人が行動する要因は未知への好奇心であるという指摘は確かにと思う。ネット検索で答えが得られるという認識は、未知の課題へ接触する機会を減らす傾向があるという視点は考えさせられた。即座に答えが得られうのは便利だが、自分で考え気づくことで得られることもある。読書会はアウトプットの効果が大きいようだ。2022/04/29