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出版社内容情報
モリッシー[モリッシー]
著・文・その他
上村彰子[カミムラアキコ]
翻訳
内容説明
憎しみだらけのマンチェスターでの学校生活、歌だけが人生の希望、ジョニー・マー、ザ・スミスとの出会いと別れ、ソロとしての再出発、なにもしてくれないレコード会社、嘘だらけのメディアとの戦い、レコーディングとワールドツアー、うんざりするようなスミス裁判、アメリカ移住、新たなオーディエンスとの出会い―。
著者等紹介
モリッシー[モリッシー] [Morrissey]
スティーヴン・パトリック・モリッシー。1959年5月22日生まれ。イギリス・マンチェスター出身の歌手。1983年に「ザ・スミス」のボーカルとしてデビュー。ザ・スミスは、ポスト・パンク時代のカリスマ的存在として、イギリスのみならず世界の若者から人気を獲得した。4枚のアルバムを発売した後、1987年にザ・スミス解散。その後、ソロ活動を開始する。ソロ1作目『Viva Hate』は、全英1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんやん
27
モリッシーの適応障害って、学校だけでなく、職場、というか、社会、いや更にいうとこの世、つまり地球に適応していないということ。生命の満ち溢れたこの地球が最も孤独な惑星だと。ぎこちなく、こわばって、呪詛の言葉を呟いている。ずっと、もう六十だよ。モリッシー!教師や上司の怒鳴り声が、今やオーディエンスの歓声となる。何が起こったのか。彼はただ老いてゆくが、客はどんどん若返る。ミュージシャンの伝記とかってライターがいるんだろうけど、これは本人が書いたに違いないような読みにくさ。断片的で、独特な表現。旅は続いてゆく。 2020/12/14
OHNO Hiroshi
6
バンドを組んでいて、解散した後から、もっと取り分をくれと裁判するやつ、許せん。チープトリックの場合も、ドラマーが訴えた。これに懲りず、活動を続けて欲しい。2021/06/06
権力の美学
1
長かった。わかりづらい表現も多かったけど悪口、うらみつらみが面白かった。2021/05/17
tkdmsk
1
人の悪口になるとやたら活き活きしだす所は期待を裏切らない2020/09/09
selva
0
スミスの曲ならほぼすべてソラで歌える自分でも、最後まで読み切るのはつらかった。モリッシーは世界トップレベルの詩人だけれどもこういう「文章」ではあまりピンと来なかった。これは翻訳のせいか。マイクとの裁判の話が50ページに渡って続くのはむしろ微笑ましい。そしてここまでアメリカで人気があるとは思っていなかった。いずれにせよ自分にとっては数十年間切れ目なく聴き続けているミュージシャンであり、それは恐らくこの先も変わらない。2022/11/04