平凡社ライブラリー<br> 崇高と美の起源

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平凡社ライブラリー
崇高と美の起源

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582769654
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0370

出版社内容情報

「私の意図は、美を崇高と区別して考察することであり……どの程度まで美と崇高が一致するのかを検討することである」。巨大で危険な対象がもたらす感動「崇高」は恐怖と緊張を喚起して神経を運動させる。一方「美」は身体全体の組織を弛緩させて快を生じ、「愛」の情念を生み出し、社交をも促進する。崇高と美は市民社会構成のための主要な社会的原理であるとし、19世紀ロマン派への道を拓いた美学史上に残る不朽の名著。

内容説明

「私の意図は、美を崇高と区別して考察することであり…どの程度まで美と崇高が一致するのかを検討することである」。巨大で危険な対象がもたらす感動「崇高」は恐怖と緊張を喚起して神経を運動させる。一方「美」は身体全体の組織を弛緩させて快を生じ、「愛」の情念を生み出し、社交をも促進する。崇高と美は市民社会構成のための主要な社会的原理であるとし、19世紀ロマン派への道を拓いた美学史上に残る不朽の名著。

目次

趣味に関する序論
第1部(目新しさ;苦と快 ほか)
第2部(崇高によって引き起こされる情念について;恐怖 ほか)
第3部(美について;均整は植物の美の原因ではない ほか)
第4部(崇高と美の作用因について;観念連合 ほか)
第5部(言葉について;詩の一般的な効果は事物の観念を喚起することによるのではない ほか)

著者等紹介

バーク,エドマンド[バーク,エドマンド] [Burke,Edmund]
1729‐97。イギリスの政治家、思想家。アイルランド・ダブリン生まれ。アメリカ独立戦争を支持した一方、フランス革命を批判し、その主張をまとめた『フランス革命についての省察』によって「保守思想の父」として知られる

大河内昌[オオコウチショウ]
1959年生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。東北大学大学院文学研究科教授。専門は英国ロマン主義文学、英国18世紀思想史、現代批評理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハルト

8
読了:◎ 崇高と美について論じられた本。崇高は巨大で危険なものと対峙したとき恐怖や緊張から生み出され、美は曲線による女性的なものが弛緩し愛という情念を生み出す。崇高も美もどちらもなるほどなと思いはするけれどあまりしっくりとはこず、部分部分でそういうことかと納得するだけだった。250年前の著作なので致し方なしなところはあるが、現代では性的差別とも取られない文言があるのはどうかなとは思った。それでも古臭さこそありはするが、今でも通じる思想のような気がした。美学に興味を持てた。2024/06/02

双海(ふたみ)

7
頭の中のごちゃごちゃが過ぎ去ったら再度しよう。とりあえず入手できてよかった。2025/06/01

亜済公

2
判断力批判も読まないと。2025/03/12

sataka

2
さすがに古典すぎて、特に美についての議論については首肯しかねる点も多い(当時から美の概念を狭めすぎている、性差別的であるという批判はあったとか)。それでも、崇高を美と分離し、恐怖の概念と結びつける論説はホラー等の分野で今でも通用するだろう。細かいところだと創作におけるいわゆる「○○警察」にも通じる話もあり、総じて、名著と言われるのも伊達ではないと感じる一冊だった。内容を、著者の本分である政治思想の観点から分析する訳者解題が興味深い。2024/04/18

ちゃすくん

1
思索を深めるということの参考になる論考だと思う。曖昧な考えを地道に積み上げていくことへの躊躇いが吹き飛ぶというか。本書のテーマとしては生理学的な収縮と弛緩の関係から美と崇高を定義づけていく。人物に対して抱く好感にも、この美と崇高の入り混じった要素の配分が大きく影響しているのだろうと考えることができる。この著作がカントの判断力批判に繋がっているらしく読まないと、と思う。とりあえず、考えたいことが増えてしまう本である。2024/11/16

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