出版社内容情報
大倉徹也[オオクラテツヤ]
著・文・その他
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hitotak
7
TV創成期から放送作家として活躍した著者の思い出話。永六輔の元で活動を始め、主にバラエティ、音楽番組に関わったそうで、歌手やお笑いタレントとのエピソードが書かれている。著者はこの本が出る直前に86歳で物故しており、ここに書かれた有名人達も大部分が故人だ。昭和30~50年代のTV界の記録として、当時のTVを見ていた世代には懐かしく感じると思う。キャンディーズについて書かれた章で、ランちゃんが水谷豊と結婚して女優になっているのを最近まで知らなかった、他の二人はどうしているだろうと書いているのはちょっと驚いた。2020/05/19
rockwave1873
1
1932年生まれ。1956年奥様の引合せで永六輔と出会ったことをきっかけに放送作家に。NHK『夢であいましょう』『TBS8時だよ!全員集合』、1973年から2012年まで続いたTBSラジオ『小沢昭一の小沢昭一的こころ』、NHKの歌番組『ビッグショー』等の人気番組を手掛ける。本書執筆中の2019年2月4日逝去。自分の手許に残していた台本を元に徒然に書かれており、放送作家という言葉のない時から「放送作家」であった大倉哲也を通して、テレビ・ラジオ、俳優・歌手の知らぜざる一面を垣間見ることが出来た。2025/03/09