出版社内容情報
上村彰子[カミムラアキコ]
著・文・その他
内容説明
「アクションせよ!」モリッシーは歌い続ける。熱狂的ブロガーによる、「モリッシー哲学」で人生をタフに生きるための本。
目次
1時間目 「学校」理不尽に屈しない
2時間目 「音楽」自分の人生に確信をもつ
3時間目 「ザ・スミス」今の自分で勝負する
4時間目 「性と愛」性差のしがらみを超える
5時間目 「居場所」自分の居場所は自分で作る
6時間目 「ファッション」自分のスタイルを持つ
7時間目 「生と死」後回しにせず、今すぐアクション
8時間目 「社会」世界は、自分で変える
9時間目 「まとめ」ユーモアを最大の武器に
著者等紹介
上村彰子[カミムラアキコ]
浅草生まれのライター・翻訳者。1984年、13歳の時にザ・スミスと出会って以来、モリッシーファン歴34年。2012年より「Action is my middle name かいなってぃーのMorrisseyブログ」を開設し、モリッシーに関する情報発信をはじめる。現在はTokyo Morrissey Clubの一員として、通称「モリッシー・ナイト」こと「The Revenge of“Half a Person”」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんやん
21
著者のブログはいつも楽しみにしていたのだけれど、まさか丸々一冊モリッシーの本を書かれるとは。ブレイディみかこさんの『いまモリッシーを聴くということ』が、社会情勢と絡めたディスク・レビューだったのに対して、本書は自伝、インタビュー、歌詞などを引用しながら、学校、性、音楽、社会などのテーマを語る、というか、モリ氏に語らせるという形式。ありがたい。最近何かと炎上しがちなシンガーの、ファンによる熱烈な弁明の書ともいえる。それは胸を打つけれど、一ファンとして言わせてもらえば、なにもかも肯定する必要はないと思う。2018/07/16
つみれ
5
マーの自伝を買ったので、バランスを取ろうと思って、でも自伝は翻訳がないからこれを。▼The smithsの活動はたった5年で、本書でもバンドはあくまで人生の一部というように強調されてるんだけども、やっぱりThe smithsの章は泣いてしまったな。著者も書きながら泣けてくると言ってますけども。再結成はしなくていいよ。2019/09/08
KOSUKE_books
3
LINEのアイコンにするほど敬愛するバンド、The smithsの元ボーカルで、シンガーソングライターであるモリッシーについて分析した一冊。 彼に対しては、辛辣な物言いをするイメージがあったけど、それが野蛮と人でなしへのファイティングポーズだということを知り、より彼を好きになった。 また、スミス時代のモリッシーには、ナヨナヨとした厭世観のあるシンガーという印象しかなかったため、ソロ活動の充実ぶりにも驚いた。彼の作品にもっと触れなければ、そして彼の言動を追っていかなければ、と痛感した読書だった。2025/05/05
たけなわ
3
ギター弾きとしてはジョニー・マーにどうしても目(耳)が行きがちなのだけど、この本を読んでモリッシーのソロを追いかけたくなった。初期のスミスのようなイメージをずっと引きずっていたけれど、大分イメージが変わった。改めてスミスを聴くと新しい発見がある。それだけで読んだ価値があった。2019/07/04
ishida
3
スルスルっと読んでしまった。ソロはあまりちゃんと聴いてないけどそろそろ追っかけてみようかな2018/10/18
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