出版社内容情報
ケインズ[ケインズ]
著・文・その他
Teamバンミカス[チームバンミカス]
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内容説明
大経済学者ケインズが立てた金字塔「雇用・利子および貨幣の一般理論」で世界恐慌や失業問題に立ち向かえ!
目次
古典派経済学の問題点(失業の定義;供給重視から需要重視へ;実質賃金と名目賃金)
有効需要―雇用と物価について
限界消費性向・乗数理論―収入、貯蓄、投資について
流動性選好理論―利子率、お金、期待について
政府の役割―金融緩和と公共事業について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまゆ
8
わかりやすくコンパクトに。ケインズって、性格は悪かったんだな~笑 あんまりそういうのって関係ないんだな~と。2017/11/09
miyatatsu
6
経済学を専攻している人にはすこし物足りないとは思いますが、経済学初学者にはもってこいの本です。2018/02/18
Tohru Kawaai
3
すごく勉強になったし、ちょっと感動もした(^o^)2017/10/28
鬼山とんぼ
2
8年ぶりに読み直した。やはり再読だと細部まで目が届く。論旨は雑駁だが彼の主張の中核はみな押さえてあり、こういうものか、という理解には到達できる。一人の人間として物価が安いほどありがたいと感じるのは自然だが、社会全体としては好ましくないことだ、という論理は非常に重い。マネーを大量に増やしても長らくデフレから脱却できなかった日本。トマ・ピケティが看破したように、「そんなの公務員の給与を上げればたちまち解決するよ」だった。国全体で賃金・料金抑制ごっこをしていたのが原因と、今では判っている。ケインズは生きている。2025/04/02
Tatsuhiko Teramatsu
1
★★★★☆2018/01/06