経済用語悪魔の辞典 - ニュースに惑わされる前に論破しておきたい55の言葉

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経済用語悪魔の辞典 - ニュースに惑わされる前に論破しておきたい55の言葉

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781613666
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報



上念司[ジョウネンツカサ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

9
かなり偏った視点からの用語説明ですが、スタンスが終始一貫していてブレないので読んでいて小気味いいです。異論反論は多そうですが。2015/10/24

みじんこ

7
様々な用語を皮肉たっぷりに解説。具体的な事例やデータが示されており、数字は嘘をつかない、ということの証明になる。タイトル通りほとんどが経済関係の用語だが、「安保法制」など最近の政治用語も複数解説している。「自由民主党」「民主党」の項は最初の数行で完璧に説明がなされていると思う。一番皮肉が効いていると思うのは「製造物責任」「ブラック企業」である。内容には笑えない現実が書かれているが、発想が面白い。「似非ケインジアン」など上念氏以外の人が使っているのを聞いたことがない用語もあるが、書かれていることは正しい。2015/10/13

ココアにんにく

5
上念さんの本初読。勝間さんのブレーンの方。勝間本同様に出典が記載されているのがうれしいです。経済のことは全く分からないのですが面白そうなので少しずつ読みました。「悪魔の」とエクスキューズすることで、奔放に書かれている。特に先代までの日銀総裁3名はボロカスですね。デフレの過剰適応をした企業と恐竜や食料自給率、物価上昇率など分かりやすい。ピケティのイタコや逆神、ゾンビ企業など表現も面白い。経済評論家はプロ野球解説者の順位予想程度に信頼していないのですが、逆神なら何人か出てきそう。2017/02/05

うじ

5
著者が三橋貴明氏と仲違いして以来、公共事業を否定的に論ずることが多くなったと感じる。「変動相場制のもとでは公共事業の需要創出効果は限定的である」と述べている。以前国会で公述人として金融政策とともに財政政策の必要性を説いていたが、その時従来の論調と違ったので違和感があった。つまり一貫してない。まあいつか意見対立が起こると思ってたが…。他にも「偽装保守」「公共事業万能論者」とか何かとレッテルを貼って批判しているが、ファン獲得のための評論家間の既得権益争いではないか。しかし随所の皮肉り方はまあまあ面白かった。2015/11/01

徒花

4
発想はおもしろいし「現代社会の問題を客観的に皮肉る」内容だったらよかったのだが、そこは著者がリフレ派・右派の上念氏であることが足かせとなっている。本書が掲げるテーマのキモはあらゆる問題に対して「人事の立場で皮肉る」ことにあるのだが、著者は明らかに一方の側に立って、時点という形式を用いて反対の立場を批判しているので、本来持っていた本書のポテンシャルをつぶしているのだ。用語の選び方も「似非ケインジアン」「レントシーキング」など、あまり一般的とはいえない用語が混じっているのもあまりよくない点だった。2015/09/18

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