ユルゲン・クロップ―選手、クラブ、サポーターすべてに愛される名将の哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781613482
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

出版社内容情報



エルマー・ネーヴェリング[エルマーネーヴェリング]
著・文・その他

大山雅也[オオヤママサヤ]
翻訳

内容説明

弱小だったマインツをクラブ史上初の1部昇格に導き、破産寸前だったドルトムントを率いリーグ2連覇達成。彼のチームはなぜ「実力以上の力」を発揮できるのか?専門家たちも歓喜した「陶酔のサッカー」はどうやって生まれたのか?

目次

ドルトムントでの優勝パレード
ユース時代
平凡なプロ選手時代―師ヴォルフガング・フランク監督の教え
監督クロップの誕生―マインツの選手から突如監督に
3度の1部昇格争い、降格、そしてマインツとの別れ
「第2の愛」―ドルトムントでの新たな挑戦
ブンデスリーガ史上最年少の優勝チーム(2010‐2011シーズン)
リーグ連覇と初の2冠(2011‐2012シーズン)
ハーフタイム クロップへの批判的なインタビュー
クロップのサッカー哲学―戦術、トレーニング、チームの成長
クロップを支える男たち―監督をサポートする「頭脳」と「目」
クロップという人間
欧州トップクラブかドイツ代表監督か―今後の挑戦の舞台
クロップが語った言葉、クロップを語った言葉

著者等紹介

ネーヴェリング,エルマー[ネーヴェリング,エルマー] [Neveling,Elmar]
1976年生まれ。サッカージャーナリスト。ブンデスリーガの公式誌「ブンデスリーガ・マガジン」、「ルールナハリヒテン」紙、サッカーサイト「ルント」などに寄稿。長年ドルトムントに暮らし、BVBは忠実なサポーターにとって「単なるクラブ以上の生き甲斐」であることを学んだ

大山雅也[オオヤママサヤ]
1978年生まれ。ドイツ語翻訳者。早稲田大学第一文学部ドイツ文学専修、ハインリッヒ・ハイネ大学デュッセルドルフ言語学科卒業。ドイツを拠点にフリーランスとして活動し、産業翻訳も手がける

鈴木良平[スズキリョウヘイ]
1949年生まれ、東京都出身。サッカー指導者、解説者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こきよ

56
戦術や規律でがんじがらめの名将は沢山いたがクロップはその類ではない。饒舌で闊達な人柄は見ての通り。もちろんディフェンシブな局面での約束事は明確ではあるがそれは瑣末なこと。インプロビゼーションから生まれた魅惑のオフェンスの喜び。溜息がでるほど美しかった。2015/12/31

やまねっと

13
なかなか読み応えのある本ではあった。リバプールを解任されたタイミングで読んだが、もう一度黄色いチームを率いるのではと、遠い将来あると思ってるのは私だけ? 文章としては纏まってるが、今誰が主語なのかわからないところもあり、読みにくさはあった。 ただ、ユルゲンクロップという男を知るには最良の書とも言える。 日本で指導することを夢見ても、クロップを招聘するとなるとおいくら億円かかるんだろう? 素晴らしい監督なので次のキャリアが気になる。逆にモウリーニョが終わった人と位置付けられている今の価値観にはうんざりしてる2024/05/06

伊田林 浮刄

7
★★★☆☆破綻寸前のとき成金への売却でなくプロパー育成で立て直したドルトムントそんなチームを応援できるサポーターは幸せ者かと。その中心にいたのがこの男。コーナーフラッグまで駆けていって優勝を決定づけるゴールを決めた香川を抱きしめる、そんな監督に率いられる選手たちも幸せ者だと思う。さてさてこの先は異国の地でどんな結果を示すやら。他サポとしてはボチボチなとこにしといてな笑2015/11/03

mitsu44

6
異色のリーダーであるユルゲン・クロップ。彼はマインツでいかにして監督になり、ドルトムントでの7年間を過ごしたのか。真っ直ぐな彼が率いるリバプール スタートから携わる今季に期待です。黄色から赤へカラーを変えて。2016/07/03

Shinsuke Mutsukura

3
「ゲーゲンプレッシング」とは、何ぞやと思って読んだが、これは、バルサのポゼッションスタイルより上の戦術だと私は思う。バルサのスタイルは、走らないのが気にくわないのだが、こちらは、運動量が豊富でないと成立しない。私の持論としてサッカーは90分間バテずに走り切れる奴が一番強い、というのにも当てはまる。 話は違うが、グルッペ・ニンフェンブルク社のLimbicマップは、面白い。私が好きなレバークーゼンは機能性、論理、規律、義務、禁欲という領域に定着しているというのが笑えた。これによるとリバプールは適している。2018/06/14

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