出版社内容情報
内海聡［ウツミサトル］
著・文・その他
内容説明
著者がとらえている世界の構造と、支配者たちによる策謀、そしてそれらを暴いてきた人々を紹介しながら、なぜ医学が批判されるべきなのか、その真の理由をあぶり出し、最終的に「我々はどのように考え、どのように生きていくべきか」を説く、哲学的な本。
目次
第１部 “彼ら”についての基礎知識（“彼ら”の成り立ちとは；“彼ら”の考え方とは；“彼ら”の歴史とは ほか）
第２部 “彼ら”の暗躍の実態（医学の世界における“彼ら”の暗躍；食の世界における“彼ら”の暗躍；政治・メディアの世界における“彼ら”の暗躍 ほか）
第３部 “彼ら”に対抗するために（我々はいかに考えるべきか；我々はいかに調べるべきか；我々はいかに医学を利用するべきか ほか）
著者等紹介
内海聡［ウツミサトル］
１９７４年、兵庫県生まれ。筑波大学医学部卒業後、内科医として東京女子医科大学附属東洋医学研究所、東京警察病院などに勤務。精神医療分野での活動において「病を悪化させる精神科医療」の現実を痛感。話題作の執筆活動、および精力的な講演活動で“医学の正体”を伝えるべく奮闘中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
164
医学不要論の人が書いた本。キチガイ医師を自称しているが、謙遜ではなかったようだ。ここまでくると妄想の域で、読んでいて笑ってしまうが。笑うための陰謀本としては飛び方が足りない。「トンデモ本の世界」を読めばもっと”良書”がたくさん紹介されており、その意味ではおとなしめである。その意味でもオススメではない・・・2017/03/11
Lara
74
この世を牛耳っているのは、イルミナティ、フリーメーソン、はたまた、ロックフェラー家、ロスチャイルド家なのか？或は、別の家なのか？どうやらこれらの組織、家は、会社で言うところの部長クラス。上層部がどこかに居る。そんな社会に住む私だが、希望を持って、前に進みたい。出来ることから、始めたい。 2023/12/04
yomineko＠猫と共に生きる
64
何も考えずに生きている愚民を「グーミン」と名付けているのはご愛敬。小学生の頃から日本消費者連盟や船瀬俊介先生の本その他を読み漁っているので私は特に驚かない。この本の内容が「陰謀論」と誰がきちんとしたエビデンスを示した上で反論出来るのか。注射針より小さいマイクロチップは既に実現している。誰にも知らせないのはこの世界を牛耳っているたった0.1％の＜彼ら＞の成せる技。陰謀論と信じている全ての方々にお勧めする。信じていない方もより新しい情報を得る事が出来るのでお勧めしたい。2021/07/30
ひろき@巨人の肩
36
Febeにて。世界は「彼ら」の策謀によって牛耳られているという前提に立ち、我々「グーミン」がどのように自己防衛していくかを説いた本。著者が警鐘を鳴らしている策謀全てが事実なら虚無主義になっていくのも納得できる。ただこれらを押し付けるのではなく、あくまで自分で調べて各自に判断をゆだねている点が好意的で、事象の背景を掴む考え方の1つとして策謀を疑うというのは面白い。自己防衛の観点から科学技術を疑い、日常生活を改善していくというのも良い気付きだった。「彼ら」に興味を持ったのでユダヤ人を軸に世界史を勉強したい。2016/03/01
壱萬弐仟縁
35
ゴシ太本。ロスチャイルドは赤い盾という意味（０３２頁）。TPPでも明らかになった二ホンジンの愚かさ（１１１頁～）。安倍政権の肩をもつようだが、私は著者の考えには納得がいかない。当時者として、日本人として、このお医者様の考えには賛同しかねる。一緒に世の中を変えましょう、という意志は感じられなかったのは残念である。グーミンとして蔑むのがいただけない。グーミン同士が賢人になれるように読書しているんだから。ただ、救われるのは、上層部、支配者、大金持ちは嫌いだという指摘（１４８頁）。よく読むべきだった。 2015/03/29
