レズビアン的結婚生活

東 小雪/増原 裕子【著】/すぎやま えみこ【漫画】

イースト・プレス（2014/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 129p／高さ 22cm
• 商品コード 9784781611075
• NDC分類 367.9
• Cコード C0095

出版社内容情報

東小雪＋増原裕子［ヒガシコユキマスハラヒロコ］
著・文・その他

すぎやまえみこ［スギヤマエミコ］
イラスト

内容説明

それぞれの思春期、周囲との軋轢と孤独そして運命の出会いから試練多きプロポーズを経て、ＴＤＲ史上初の同性結婚式へと―。二人の軌跡のすべてを、繊細かつビビッドに描く初にして唯一の、コミックエッセイ！

目次

１章　不吉な予感／不安な気持ち
２章　プロポーズまでの遠い道のり
３章　ハッピー・バースデー、エブリワン
４章　レズビアン的日常

著者等紹介

東小雪［ヒガシコユキ］
１９８５年、石川県金沢市生まれ。元宝塚歌劇団花組男役あうら真輝。２０１０年秋より芸名とセクシュアリティをカミングアウトしてＬＧＢＴ支援に携わる。特定非営利活動法人「ピアフレンズ」運営スタッフ、東京レインボーウィーク実行委員会スタッフ。２０１３年１２月、株式会社トロワ・クルールを設立し、テレビ・ラジオ出演、執筆、講演活動やイベント開催などを行っている。２０１２年１２月、ＬＧＢＴコミュニティと社会との架け橋を築き、多様性あふれる社会の実現に寄与したとして「ＴｏｋｙｏＳｕｐｅｒＳｔａｒＡｗａｒｄｓ」コミュニティ賞を受賞

増原裕子［マスハラヒロコ］
１９７７年、神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了（専攻はフランス文学）。教育系ＩＴ会社で働きながらさまざまなＬＧＢＴ支援活動を行う。カミングアウトして働いている経験を生かし、特定非営利活動法人「虹色ダイバーシティ」のスタッフとして、企業向けのＬＧＢＴ研修等を担当。東京レインボーウィーク実行委員会副代表。株式会社トロワ・クルール代表取締役。２０１２年１２月、ＬＧＢＴコミュニティと社会との架け橋を築き、多様性あふれる社会の実現に寄与したとして「ＴｏｋｙｏＳｕｐｅｒＳｔａｒＡｗａｒｄｓ」コミュニティ賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かおりんご]

コミックエッセイ。先日、Kindleで小雪さんの自叙伝を読み、気になったのでついAmazonでぽちっとしちゃいました。さっくり読めて、泣きました。好きな人との結婚式は、同性婚だろうと異性婚だろうと素敵ですね。これからもがんばってほしいです。

2014/06/23

[ありちゃん@道東民]

このお二人のことはたまたま観たTV番組で知っていました。ブックオフでコミックエッセイを発見したのでじっくり読みました。日本は確かに遅れてはいるけれども、少しづつLGBTに対する理解が進歩しつつあります。日本での性別適合手術、戸籍の変更。マイノリティの方々が声を上げ続けた結果だと思います。同性婚もいずれ認めらる日が来るだろうと信じている。愛すること、愛する人と暮らしいことに異性愛も同性愛も関係なくそれが「ありのままの姿」で「人」なのです。早く法律で認められ当たり前の幸せを得られる国になって欲しいと願います。

2017/05/08

[アコ]

エッセイだと思って借りたらコミックエッセイ。んータイトルと合ってない＋内容が薄い。『話題になったTDR初の同性挙式カップルの結婚後の日常生活』ではなく、結婚式の話多め。親公認の裕子さんを小雪さんがやっかんだり困らせるのも目立つ。そんな二人もお別れし、裕子さんは勝間和代さんとのパートナー関係を公表。参院選に立憲民主党から立候補予定。美人な才女だから納得っちゃ納得。(絵：すぎやまえみこさん。好きな画風！)

2019/06/19

[なつ]

人が人を愛することに性別は関係ないとの言葉が印象的でした。3章からはもう涙が止まらなくなってしまいました。LGBTについても知らなかったし、無性別であったり、様々な性の在り方があることも知らなかった。まだまだ知らない人はたくさんいて、それでしんどい思いをしてる人もいるのかなと思います。人それぞれいろんな幸せがあって、それでいいんだって感じられました。例え自分と違っても否定せず分かり合える世界にしていかなくてはいけないですね。

2014/01/26

[gtn]

ディズニーランドを偏見の国から夢の国に変えた二人の熱い思いに脱帽する。

2021/02/23