出版社内容情報
プラトン[プラトン]
著・文・その他
内容説明
古代ギリシア全土を巻き込んだペロポネソス戦争は、アテナイの降伏によって終結した。アテナイはスパルタの支配下におかれたが、9か月後に民主政派により政権を奪還。そしてペロポネソス戦争敗戦の原因としてソクラテスを告発する。哲学の祖とも言われるソクラテスの思想がつまったプラトン対話篇の最高傑作を漫画化。
著者等紹介
プラトン[プラトン]
紀元前427~紀元前347。古代ギリシアの哲学者。若い頃にソクラテスと出会い、教えを受ける。古代ギリシアの伝統的な「徳」について模索し、やがてイデア論を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
樋口佳之
17
Unlimitedにて。「不当な判決を下したのは大衆であって法ではない」んー、原書(訳文だけど)にあたってみるしかない。2019/04/20
出世八五郎
16
岩波文庫読了後、本書を手に取った。個人的に読書は活字版読了後、漫画版を読むのがいいと思っている。斎藤孝だかは漫画版から入ってもいいと言っていたと思う。私的には漫画版の後で活字版に手を出すのは、分かったような気になって読み解くことが疎かになるんじゃないかと想像する。本書は勿論分かり易い。2020/08/10
それん君
9
より良い民主主義は国民の一人一人の自身の徳の積み重ねによって成り立つ。2017/05/10
レインマン
8
AmazonPrimeで読んだ。岩波文庫版をもう一度読み返したいと思った。2017/12/08
nekozuki
8
神が中心の考え方は、やはり文化圏の違いを感じる。「無知の知」は有名な議論なので知っていたが、それ以外にもソクラテスの思想の一端に触れられた。2016/01/07