内容説明
身長１０センチの少女アリエッティの声は何ヘルツか？巨人が消滅するときに発生する気体は何か？ヤマトの乗組員たちが宇宙で機雷を動かすのに使った力は何ニュートン？アニメとマンガで勉強できちゃう柳田先生の「中１理科」特別講義！
目次
１ 身近な力・光・音を空想科学する（ウルトラマンの「力」は、どんな形で表れている？―力の働き；ヒーローたちは、どんな力で戦っているのか？―力の種類 ほか）
２ 身近な物質とその状態を空想科学する（トランスフォーマーは金属生命体。そんな生物は存在するか？―身のまわりの物質；ゴジラは身長５０ｍ・体重２万ｔ、ガメラは６０ｍ・８０ｔ。どうなってるの！？―物質の密度 ほか）
３ 身近な生命と植物を空想科学する（それで生きていけるのか！？怪獣や怪人たちの怪しずきる生態―身近な生物の観察；いきなり実をつけた『さるかに合戦』の柿の不思議―花のつくり ほか）
４ 地球と大地を空想科学する（東京フライパン作戦は、成功するか？―火山の噴火；５体もいる宝石タイプのジバニャン。どうやって生まれた！？―火成岩のつくり ほか）
著者等紹介
柳田理科雄［ヤナギタリカオ］
１９６１年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、’９６年『空想科学読本』を上梓する。’９９年、空想科学研究所を設立し、特撮、アニメ、マンガなどの世界を科学的に検証し研究する試みを続けている。明治大学理工学部兼任講師も務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
23
他のシリーズより、理科に寄せてるのが多かった気がします。特に、生物や地学の切り口はあまり見ないのでレアかも。物理系は別の本で読んだことのあるネタが多かったかな？2022/11/26
あおい
15
息子読書。光についての話が面白かったそう。塾で習ってよくわからなかったところがわかったと言っていました。2018/10/09
mikipon
15
小６娘が読むかと思って借りて来たら高２兄が食いついた。そりゃあ「ルフィの腕の弾性力はどれくらい？」なんて言われたら気になるよね。大笑いしながら音読してくれたけど、物理関係大嫌いの母は、実際の計算あたりになると聞き流す。娘には、ちょっと難しいこともあるが「どうぶつの森」ネタなんかもあるので、楽しんでいる。2015/07/07
山田
10
未読かと思ったら再読だった。かなり本格的に解説しているから、勉強という側面から読めばめちゃくちゃ勉強になる。ただライト層からすれば結構難しいかも。読書として楽しむなら通常の空想科学読本の方が面白いよ！2021/05/02
サン
9
理科を習ったばかりの人やこれから勉強する人が興味をもって取り組めるように漫画やアニメに絡めて理科を学べる本。結構、計算式が多かったので、文章は横書きの方が見やすかったと思う。著者の名前がペンネームでないことに驚いた。2017/05/07
