出版社内容情報
トルストイ[トルストイ]
著・文・その他
内容説明
ある殺人事件の陪審員を務めるネフリュードフ公爵は、被告の女囚人を見て愕然とする。かつて自分が弄んで捨てた、下女のカチューシャだったのである。手違いでシベリア徒刑の宣告をされる彼女に罪の意識が芽生えたネフリュードフは、彼女を救うべく奔走しはじめる―。欺瞞に満ちたロシア社会への批判を織りこんだトルストイ最後の長編小説を漫画化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
20
読んだけど感動の部分がよくわかりませんでしな。またいつか丁寧に読み進めてみたいと思います。トルストイの感覚的なものをコミックで読み解くのは難しいのかもしれません。2017/11/25
おくてつ
8
まんがで読破を読破するシリーズ。 トルストイはこのシリーズで2作目。 かつて恋心を抱いた小間使いの娘が娼婦として落ちぶれ、殺人の罪で法廷に立たされているところで再会した公爵ドミートリィ。自らの罪滅ぼしに彼女を救おうと奔走し、もがく姿を描く。 革命前夜の微妙な空気、なんだかビミョーな終わり方、最後に唐突に出てくる宗教観、そして何が「復活」だかよく分からないストーリー。ちょっと分かりづらいかなという印象。2018/08/25
すぅさん
7
まんがで読破を読破中。97冊目。トルストイ。アンナカレーニアや戦争と平和は大丈夫だったけど今回は頭の中で消化できず。2021/03/24
ふろんた
4
トルストイの集大成。ロシアの社会システムの批判が込められている。2012/06/18
Hiroki Nishizumi
2
時代と価値観と宗教と2022/04/10